2016今が旬!私の描いた「タケノコ」画 後編

2016年5月14日

 湘南学園では、「春を感じながら」2年生から5年生まで毎年「タケノコ」画を描いています。1週間~2週間(図工:2時間から4時間)かけて、集中して描くのです。まさに旬な描きともいえます。
 
2年生が「クレパス」。    …ダイナミックに描いてね。

3年生が絵の具で「絵手紙」。…手紙なので誰かに出しても良いよ。

4年生が「顔彩(がんさい)」…日本画の絵の具を使って「色紙絵(しきしえ)」普通の絵の具と違い墨の線を生かした塗り方で、薄めに塗っていくそうです。輪郭線を消さないように、最初は薄く、だんだんと重ねて濃くなっていくことが面白みとのこと。水彩絵の具とは、発色が違うので、「こういう絵の具もあるんだなぁ~」と、子ども達は感想を持つようです。

5年生が「コンテペンシルを使ってデッサン」。5年生になったら形をしっかり捉えて描くことを伝え、「ぼかして(明暗を付けて)、立体感を出せるように」と、先生からの注文もあるようです。廊下・教室に飾られ、どっしり感に圧倒されます。

6年生は「水墨画」。青墨(せいぼく)を使い、コツは「ぼかしや筆のかすれ」を生かして描くこと。また落款(らっかん)という名前のハンコの自作付き。消しゴムハンコで篆書体(てんしょたい)を学びます。
 
 毎年のこの「鑑賞するタケノコ」は、今がまさに「旬」なので、この時期人気が集中します。「2年生から順番に(タケノコ画を)見ていくことが楽しみよ~。」と、保護者の方から多くの声が寄せられております。
 
 お子さまのクラス・学年だけではなく、学校中を一回りして「色々なタケノコ」を鑑賞してくださいね。きっと、学校で春を感じ、豊かな気持ちになり「ほっこり」しますよ。
 
 鮮度が落ちないうちに、見に来てくださいね。