特別な日 授業参観

2016年10月25日

T:「お父さん、おはようございます。」
から始まった朝の挨拶。
 
Cの父:「今日は息子と来ましたが、途中から友だちと来ています。やはり、友だちが良いようで…。」
 
C2:「校長先生、今日はお父さんと来たよ。授業参観だからね。お父さんどこに行ったかな?」
T:「メディアセンターで待っているよ。」
C:「ありがとうございます。会えました。」
 
C3:「今日の授業参観にお母さんが来るよ。」

 今日の4年生は、朝からキラキラしていました。張り切っている子が多く、目の輝きが違いました。
 
算数の授業中、
「まだ、お家の方に良い所を見せていない人で誰か答えてくれる人いますか?」
の問いかけに、手が挙がっていきます。指先までピンと伸びて。
 
 授業中に早足で見に来てくださったお父さまが思わず、
「間に合った~。」
と、安堵している様子もわかりました。
 
 お家の方が学校に来たり、授業をみてくださる日は特別で、とても嬉しいものです。特に小学生の頃は嬉しくてたまりません。
 学校行事や授業参観、懇談会には参加したいけれど、どうしても用事・お仕事で来れなかった方もいたことでしょう。きっと、我が子の様子を見て、我が子に近づきたかったはず。

「お母さん、どうして来なかったの?」
の言葉は、胸に刺さります。どうやりくりしても無理な日、どうしても無理な時もあるということ。だからこそ、行ける時、参加できる時を大切にして、『精一杯参加する』ように心掛けていた私です。
 
 授業は、一番に教室に入り、親も授業を受ける子どもと同じ気持ちで受けるのです。けっして参観するのではなく、授業を受けていました。そうすることで、あとで我が子と同じ目線で話が出来ること間違いなしです。