警備員さん いつもありがとう!

2016年11月11日

 今日は朝から荒天で、大人も子どもも皆さん大変な思いをして登校してきました。正門・一木門では、白のカッパを着た警備員さんが、子どもたち一人ひとりと挨拶を交わしています。
 
 警備員さんは、カッパだけで傘は差していないので、今朝の雨は特に冷たく身にしみたことでしょう。1年生から、

「校長先生、今日もいてくれたの? うれしいなぁ…。寒いでしょ。」
と声を掛けられたので、

「寒いけど警備員さんも頑張っているから大丈夫だよ。」
と、言って今日もジャンケンをしました。私はピロティの下で濡れませんが、警備員さんは雨の中でお仕事をしているわけですから大変です。
 
 雨・風・嵐の中でも学校に来るということは当たり前ではなく凄いことだと、勇ましく登校してくる子どもたちを前に感動しました。
ところが、

「先生、今日は不審者さんみたいで、誰か分からなかったよ。校長先生とは、ビックリした。」
と何人かに言われてしまいました。手袋もコートもストッキングもマフラーも黒色系でしたから、暗い色は怖い人に見えるのかしらと。いつもと違う格好で、今日は帽子まで被っていたので、別人に見えたのですね。
 
 こういう荒天の日は特に声を掛けてくれる子が多くいます。それもわざわざ近寄ってきてくれたり、顔を見に来てくれたりもするのです。

「おはようございます。」
「今日も寒いね。」
「頑張ってきたね。」
「偉かったよ。」
「学校まで来れたから大丈夫だよ。」
と、思いを重ねて警備員さんと私、そして教職員で二重・三重に声がけをしています。我が子に呼びかけるように。

 学校に行く、行けるということがどんなに嬉しいことか。その喜びを知っている人もいるはずです。こんな天気の日は、親業の中でも朝からエネルギーが必要。明日はお休みですから、少しのんびりしてみることもいいですね。
 
 私たちは、明日は朝から関東地区の教員研修会(森村学園初等部が会場校)に参加してきます。午前は授業公開・全体講演、午後は部会別研修と夕方まで学んできます。