「正面から見る表現予行」~先輩から伝授~

2017年10月4日

 学校生活にも「旬な時間」というものが、あります。

 今日は、表現の予行演習。子どもたちにとっては、「踊ること」と向き合うピークから2番目の日、踊ることの頂点を目指して、自己開示をする日でもあります。
 
 表現の予行演習も今年で27年目。毎年、見続けてきました。ハラハラしたり、自信たっぷりだったりと、その時その時で気分は違いますが、今年の民舞の出来映えもなかなかで安心しました。

 子どもたちの踊りと先生方の取り組み・声がけを見ながら、いろいろな想いが浮かんできます。「あの子もこの子も踊っている」「仲間とともに頑張っている」「リードしている」「担任の支えと温かい見守り」、とにかく一体となって踊っているその姿に心打たれます。
 
 大グラウンドからの移動中、

「校長先生、ありがとうございました。」
と、そっとささやいてくれた3年生の女の子がいました。優しさに触れ、満足度が増しました。踊りを通して、子どもたちの成長を感じた今日、当日皆様へ披露できることを嬉しく思います。
 
 今日は全校+先生方の約600名の前で踊りましたが、当日は2000~2500名の前で踊ることになります。

 今日、仲間とともに共有した1時間は大きな1時間でした。先輩たちの踊りを見ることで、日本の踊りに触れたことになるのです。先輩たちの踊り一つひとつの振りを、じっと正面から見ていた後輩たちの目に焼き付いたものは、一体何だったのでしょう。
 日本の伝統+αを聞きたくなりました。
 
 最後に、各色の応援の練習も行い、ここでは「仲間」「一丸」となる子どもたちの笑顔も光ります。子どもが子どもらしくいるたいいく表現まつり、大好きな行事です。
 
 子どもたち、お疲れ様でした。上手でしたよ。
 当日がとにかく楽しみです。