授業参観

2013年5月22日

今日は6学級で授業参観があります。新任の頃は授業参観の日が本当に苦手でした。お父さんも、お母さんもはるかに年上で、その人たちの目が自分に注がれていることを考えると、前日などよく眠れないほど緊張したものです。なぜか本番直前にけんかが始まったり、鼻血を出す子がいたりするともうパニックで頭が白くなりました。懇談会もしかられるのではないかとびくびくしてました。しかし出あった保護者はみなさん経験のない私をあたたかく見守ってくださり、 育ててくれました。今でも子ども達と共にその時の保護者のみなさんを懐かしく思い出します。年を重ねるうちにいつしか「授業参観懇談会」を楽しみにしている自分がいました。なぜならその時は、子ども達がお父さん、お母さんにいいところを見せようと、とにかく張り切るからです。「いつもと違うじゃないか」などと思ってはいけません。「いいところをお父さん、お母さんに見せたい」子ども、後ろで実は手に汗を握って子どもを見守る保護者の方々、小学校らしい輝かしい時間なのだと私は思います。