2017年度修卒業式 ~心のふるさと~

2018年3月19日

6年生のみなさん

ご卒業おめでとうございます!

1年生から5年生のみなさん

1年間よくがんばりました。

修業(しゅうぎょう)おめでとうございます!!

 3月17日(土)は修卒業式でした。本校の修卒業式は、会場の皆さんで創りあげる式典です。

 今年の6年生は、7年前の2011年東日本大震災の年に行われた入学試験で、本校への入学を決めた子どもたちです。色々な点で本校を選び、2時間近くかけて遠くから通い続けたお子さんもいました。けんかもたくさんしましたが、遊ぶことが大好きで、何ごとにも一所懸命に取り組み下級生にとても優しいお兄さん・お姉さんたちでした。そして色々なことがあるたびに「心を合わせて」、挑戦してきた学年でした。

どんなことがあっても、受け入れる「友だち」がいて、どんなことがあっても、一緒に考えてくれる「家族」がいて、そして温かく見守り、時には「喝!」を入れる「教職員」もいました。

 本校の自慢である民舞姿も印象的で「湘南ソーラン節」では、学年が一つになる踊りを見せてくれました。たくさんの「体験」が「宝」になって、心に刻まれているはずです。本校で培った「底力」を、次の中学校のステージでも発揮してくれることを期待しております。

 1年生のみなさんも小学校生活にも随分慣れてきました。4月に不安で涙を流した分、強くなっていく姿を見て、いつも応援していました。お兄さん・お姉さんが手を差し伸べて、優しく声を掛けながら学校まで連れて来てくれることも多々ありましたね。この1年でお友達もたくさんできましたから、もう大丈夫。4月になったら2年生になるのですね。

 1年生から5年生の皆さんにとっては、

「修業」と言って、その学年の1年間が終わる節目の日でした。最後の授業である「修卒業式」で1年間を振り返り、熱い想いを言葉にして、堂々と歌ったり、コールを遠くまで響かせる姿は立派でした。

好きなこと、楽しいことに夢中になれたら、1本得意なものができます。「夢はつかむもの」「夢中になれる自分がいたら、うんと褒めてあげましょう」と、最後に付け加えました。みなさんの成長を見てもらう日に「感謝」が加わり、今までの想いが「歌」や「コール」でしっかり届きました。

「最後の授業」である2017年度「修卒業式」から「たくさんの力」をもらい幸せな時間でした。

湘南の海・風・お友達・下級生・教職員・保護者・来賓含めて、「心のふるさと」はここにあります。いい顔で「1年生終わります」「今度来る時は、真ん中のドアから入ります」と、2年生の入り口を確認して帰る1年生もまたキラキラしていました。

2017年度も皆様のご理解とご協力に、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。