所変われば

2013年12月2日

校内を回ると小ホールでは跳び箱のテストをやっています。図工室では三学期の作品展に向けての作品つくりが続いています。六年生のまとめのテストが明日から二日間始まります。二学期の終わりというより、もう今年度の終了に向けて色々な取り組みが進んでいることを感じます。私の歳になるとある意味で色々なことから解放されつつあって、その代表的なことの一つが試験(テスト)です。若い先生方の中には、今でも試験の夢を見るという話を聞きますが、それはたぶん楽しい夢ではないでしょう。試験といえば沖縄の宮古島にはとても変わった風習(?)があります。島の高校受験の日、試験終了後、会場になる高校の敷地で、受験生の家族親戚みなそろって受験生とともに遠足のように昼食を食べるのです。内地の人から見ると不思議なことですが、沖縄ではお盆などには、先祖の眠る亀甲墓の前に一族が集まって、にぎやかに食事をしたりしますから、それほど違和感がないのでしょう。また、そうした風習に、なんだか温かなものを感じたりもします。