「かぐや姫の物語」をぜひお子様と劇場で

2014年1月16日

今年度二回目の番外編、ということでちょっと趣味の入ったお話を。昨年11月12月と続けて60余年の人生の中でも、「ものすごいものを」見てしまいました。一つはポールマッカートニーの東京公演、もう一つは高畑勲さんの新作「かぐや姫の物語」です。たまたま昨日「かぐや姫の物語」の特別番組をやっていて、2時間見入ってしまいました。宮崎駿さんの「風立ちぬ」の商業的成功は当然としても「かぐや姫の物語」への評価、注目度、商業的成功についても個人的にとても危惧していたのです。私としては今後100年ところか、数百年後にも評価される現代日本文化の記念碑であり、その瞬間に劇場で立ち会えたことは人生の幸運の一つだと思っています。昨日の特番でも漫画家の浦沢直樹さん、映画監督の大林宣彦さん、爆問の太田さん等が口を揃えて、「鳥肌が立つような、ものすごい歴史的作品」であると語っていました。もちろん一つの「作品」についての評価は様々でしょうが、何より一人でも多くの子ども達に見てもらいたいと切実に願います。ぜひ劇場で。