4年生SDGs 露木しいなさん

2021年10月13日

4年生SDGs 特別講演 『露木志奈さんからもらったこと』

 

 

昨年度から「海」をテーマに地引き網や磯観察なども行ってきました。海の生き物について触れ、海の魅力を感じ、自然の厳しさも学びました。
「第1回リビエラSDGsフェス」に参加し、動画や学年アートを制作。地球環境を考え、世界へメッセージを発信しました。

そして、4年生では、SDGs15「陸の豊かさも守ろう」を中心に、川の様子や生き物、水の循環、地下水脈、水の浄化、海につながる川の源流について学んでいます。
山の学校では、実際に樹海を歩いて森の存在を体感し、湧水の冷たさやきれいさ、そしてマスつかみからは自然の恵みに感動し、海につながる川や森の役割を学んできました。
そして、今回、素晴らしい講演が実現しました。

 

 

露木志奈さん

 

 

露木しいなさんは、現在、慶応義塾大学を休学し日本中の学校で講演をしながら、『環境活動家をなくしたい環境活動家』として、全国の学生に講演という手段を通して、地球環境問題について問題提起をしています。

講演前の打ち合わせをしただけで、露木さんの人となりが分かります。真っ直ぐと見据える目線の先に、本当に未来を見ているんだと思うようなキリッとした表情。
フレンドリーな会話にも、しっかりとしたビジョンのもと成り立っていることが分かります。

 

のちに、子ども達は、露木しいなさんのことをこう言っています。
・人のことが大好きで、かわいい人。
・地球のことをとても思っている人。
・環境のために、すべてをかけるすごい人!
・いろいろな人の思いを動かして世界を回っている、やさしくてすごい人。
・今やりたいことにすごく一生懸命になる人。
・世界中を照らしてくれる人。
・優しくて美人で、心のつぼが無限に続いている人。
・ちゃんとやろうとしたことを頑張る人で、まっすぐ進む人。

 

みんなが作ったブルーフラッグでお出迎え。


そして、海の生き物たちへの思いを聞いてもらいました。

しいなさんは、『年齢なんて関係ない。
地球を考えて行動していける人ってたくさんいる。
大人になるまで待つ必要ってなくて、ぜひ行動していって欲しいと思いました。』

と言いながら、講演を始めて下さいました。

 

高校生の時に「グリーンスクール」という、世界一エコな学校に行っていたこと。
バリ島のゴミ山のこと。そのゴミは、日本やアメリカから輸出されたゴミが集まっていること。
グレタさんと環境会議に出席したこと。
しいなさんの妹さんのために、3年間研究して肌に優しい口紅を作ったこと。
世界で起きている温暖化の影響。
パーム油を取るために、家畜を育てる穀物のために、森が壊されていること。

 

とても難しい内容ではありましたが、子ども達目線で、優しく語りかけて下さいました。
その空気感は、心地よいものでした。
地球環境を考えているはずなのに、露木さんの人柄に触れ、危機感というよりも、
「一緒に地球環境を良くしていきたい!」と思わせてくれる時間でした。

 

「なぜ、胸をはって、活動に背を向けずに、講演を続けていけるのか?」という質問には、
「まずは楽しいことが大切。そして、若い人が影響を受けてしまう。今後、地球で長く生きていく人。
自分のために、家族のために、地球が悪化していかないように、今後のためにやっていきたい。」と話されました。そして、毎日続けていく事、持続可能な生活。やらなきゃ!って思ったら苦になる。
「これをやっていくと解決していく!って思う。楽しく分かりやすく、ワクワクした気持ち」を大切にして伝えていきたいという言葉に、子ども達の目もさらに輝きを増していました。

 

講演が終わってからも、周りには子ども達がたくさん。

しいなさんの優しさと、生き方に触れた子ども達でした。

 

これから4年生は、「地球環境」を考えていきます。
しいなさんのように、楽しく、そして持続可能な方法を考え、ムーブメントを起こしていこうと考えています。

Instagram

https://www.instagram.com/shiina.co/?hl=ja

YouTube

https://www.youtube.com/channel/UCnpCdNkwmJSdFpxMkQWReqw