オーストラリアセミナー⑥〜無事帰国しました!〜

2025年7月31日

いよいよ最終日がやってきました。

約1週間、日本とまるで違う気候のオーストラリアで過ごしましたが、

幸い大きな体調不良もなく、元気に帰国の日を迎えることができました。

朝6時に起きて身支度をした後は、スーツケースと手荷物など、荷物の最終確認です。特に、パスポートは絶対に忘れられません!

機内で過ごすための上着を手荷物に入れたかな、液体物をスーツケースに入れたかな、など、友達同士お互いに声をかけ合いながら、荷物のチェックをしました。

バスに預けるスーツケースを手にロビーに下りてきて、そのまま朝食会場へ向かいます。

3日目と同じくビュッフェ形式の食事を取り、食べ終わった人は、順番に部屋の最終チェックも行いました。

今日は時間を遅らせられないので心配していましたが、荷物の置き忘れなどもなく、ホテルの出発は無事、定刻通りにできました。

これまでの宿泊学習での経験から、ずいぶんと旅の支度が慣れてきています。

空港に向かう道中で、『日本に帰ったら何が食べたいですか?』というツアーガイドのレイコさんからの質問には、色々な日本で食べられる料理の名前の他に、お母さんの料理…!という、可愛いらしい答えも出てきました。

今日の帰国を、子どもたちも楽しみにしています。

バスが空港に到着したら、まずはスーツケースを預けます。

昨年はスーツケースを預ける機械のシステム障害により、出国手続き前に大渋滞が起きてしまいました。

今年はそんなトラブルはなく、スムーズに手続きが進みます。

全てのスーツケースを預けてしまうと、今度は出国の手続きへ。

一週間お世話になったレイコさんとは、出国ゲートの前でお別れです。

主にバスでの移動中に、オーストラリアの歴史や文化、硬貨のデザイン、見学場所についての大事な情報や現地で人気のお菓子などなど、役に立つ情報をたくさん紹介してくださったレイコさんおかげで、私たちの旅が一層充実して楽しいものになりました。

また会える日を楽しみにしています…!と挨拶をして、手荷物チェックに進みました。これから、約8時間かけて日本へ戻っていきます。

機内で長い時間を過ごすのは2度目ですが、今度は日中の時間帯でしたので、比較的ゆったりと過ごせます。

出発前に買ったポテトチップスの袋は、気圧の変化でパンパンに膨れています。

今回は機内食も2回出ましたが、添乗員さんのWhat would you like to eat?の質問にも、自分が食べたいメニューをスムーズに答えられていました。

機体の窓から夕日が見える時間帯に、間もなく成田到着です、というアナウンスがありました。いよいよ日本に到着です。

機内は寒く、長袖の上着を着込んでいましたが、飛行機が着陸し、機内からボーディングブリッジに出た途端、懐かしい日本の夏の蒸し暑さを感じました。

スーツケースを受け取り、出国審査を終えて、子どもたちの帰りを空港で待ってくださっている保護者の皆さんの元へ笑顔で向かいます。

楽しかったよ!ファームステイでBBQをして、マシュマロを焼いたよ!ナランバ校の子たちと仲良くなったよ!

楽しかった思い出を、家族の方に早速シェアしてくれます。しばらくは、オーストラリアのお土産話が尽きなそうです。

今年で2度目を迎えたオーストラリアセミナーも、無事、終了することができました。

今年は新たな試みとして、ナランバ校での英語のプレゼンテーションも加わり、昨年度よりも更に、英語でチャレンジする機会が増えました。

海外で、沢山の人の前でプレゼンテーションをする。しかもそれを英語で行うという挑戦は、子どもたちにとって決して簡単でなかったと思います。

学校での練習はもちろん、ご家族の協力の元、家でも練習を繰り返して、本番では堂々と発表することができました。

この経験は、“英語でも自分たちの考えや思いを伝えられるんだ”という、子どもたちの自信に繋がったと感じています。

このセミナーの間、様々な場面でキラキラと目を輝かせていた子どもたちの表情は、新しい発見に出会うことの素晴らしさを再認識させてくれました。

外国語を学ぶことは、きっとその、新しい出会いの幅を広げてくれることでしょう。

これからも新しいものに沢山出会い、沢山の挑戦をして、自身を大きく成長させていってほしいと願っています。

保護者の皆様も、セミナー実施にあたってのご家庭での沢山のご協力、本当にありがとうございました。