6年 修学旅行⑨

2026年6月5日

修学旅行も最終日を迎えました。

朝から部屋の仲間と協力して、テキパキと布団やシーツを畳んだり、部屋や荷物の片づけを済ませました。これまで積み重ねてきた宿泊学習の経験が活かされていると感じました。

朝食会場では、お世話になった宿舎のスタッフさんと女将さんに感謝を伝え、最後の朝食を美味しくいただきました。

大きな荷物をトラックに積み込むと、いよいよ「然林房」とお別れです。女将さん達のお見送りを受けて、バスは「妙心寺」へと出発しました。

鳥のさえずりが聞こえる朝の静けさの中、境内を歩いて臨済宗妙心寺派「大本山妙心寺」へ向かいました。本堂に入り、足の組み方や結手、半眼、視線など坐禅の基本姿勢を教えていただきました。そして警策の受け方の作法も教えていただき、坐禅体験が始まりました。

しんと静まり返った中で、警策の音・お坊さんの歩く音が聞こえ、みんなも集中していきました。

座禅体験を終え、張り詰めた雰囲気が解け、子どもたちから思わず安堵の声が聞こえてきました。

修学旅行の最後の見学地は三十三間堂、正式名称は蓮華王院本堂です。

三十三間堂は、これまでの見学地とは全く異なりました。

何より驚くのは、その圧倒的なボリューム感。南北に125mある細長い堂内には、南北に五百体ずつの千手観音立像が整然と並んでいます。その中央にひときわ大きな千手観音坐像。それだけでなく千手観音の前に二十八部衆像と両翼をかためる風神・雷神像。驚くことに、ここに安置されている諸仏すべてが国宝なのです。

昨日の東大寺・法華堂に安置されていた諸仏にも驚きましたが、三十三間堂のそれは桁違いでした。堂内にあった観音像検索システムを見ると、その一体一体に尊名があり、顔立ちも異なることが分かりました。

自分に似た顔立ち、自分の見知った顔立ちを見つけることはできたでしょうか。

小学校生活最後の宿泊行事は終わりへと近付いていきます。