平塚市博物館見学

2013年2月5日

3年生社会科では、昔調べ学習の一環として、平塚市博物館の見学をしました。この博物館は、相模川近辺の自然や歴史をテーマに、いろいろな切り口で展示がされています。さらに、ボランティアガイドさんが展示の見所をコンパクトに解説してくださいます。

ガイドの先生曰く、「毎年、この学校の子どもたちは、他のどの学校よりも熱心に質問してくれるので、楽しみです。」とのこと。今年の3年生たちも、「この道具は何に使うのですか?」「あそこに見えているのは何ですか?」など、さまざまな疑問に答えてもらってノートに書き留めていました。

教科書の説明や本の写真だけではフィクションとの違いがはっきりしない「歴史」も、こうやって「実物」を目の前にすると、かつてそれらを使っていた人たちが確かにいたのだ、ということが実感を伴って伝わってきます。

また、ガイドの先生からは、「川から流れ着いたクルミの殻でも、博物館でたくさん収集して並べてみると、どこから流れ着いたクルミなのか、実の割れ方の違いが何を意味しているのかなど、いろいろなことがわかってくるのです。そういうことが、博物館の値打ちなのです。」とおっしゃっていました。

写真は、かつての古民家を移築した展示の様子です。5年生になって、新潟の古民家を訪ねたり、わらじの編み方を実際に教えていただくのが、今から楽しみになってきます。(教科会)