5年生「雪の学校」NO.9(2018年度)

2019年1月28日

いよいよ4日間過ごした新潟、松代・松之山を離れる時がやって来ました。

最後に、昼食を食べ、集合写真を撮り、ふるさと会館を出発しました。まつだい駅では、迎えてくださった時と同じく、雪だるま財団の方々が横断幕を用意してお見送りをしてくださいました。ずっと、手を振り続けてくれる皆さんを後にして、ほくほく線は出発しました。

少しだけ見慣れた雪景色とは、すぐにお別れです。越後湯沢を経由して、東京駅まで向かいます。

この4日間、たくさんのことを学びました。

「十日町の人は雪がたくさんふるので、雪をいかしてくらしていることがわかった」
「昔の人は上着や手ぶくろやくつをわらで全部つくっていて、さむそうだと思った」
「スノーブーツで雪の上を歩くより、スノーシューをはいたほうが歩きやすい」

実際に体験することによって、よく理解できました。
 
そして、あたたかな十日町の人々と出会い、たくさんの方々に支えられて、私たちは生きていること。

「昔遊びを教えてくれるお母さんの方言の優しい響き」
「わらを丁寧に編んでいくお父さんの手の力強さ」
「この一日は私たちの子だから叱らないとねと言ってくれる優しさ」

忘れないでほしいと思います。

家族と離れて過ごした四日間。湘南とは違う環境で過ごし、思いっきり雪遊びをし、素敵な出会いがあって、実りある学習となりました。