2019 6年修学旅行⑮4日目

2019年5月31日

3泊4日の修学旅行の見学地もいよいよラストです。

三十三間堂の正式名は蓮華王院本堂、千手観音信仰の道場です。堂内中央の蓮華座に静かに座っていらっしゃる千手観音坐像や風神・雷神像、二十八部衆立像も素晴らしいですが、やはり圧巻なのは千体千手観音立像。堂内の千手観音坐像を中心に左右に10段ずつ立ち並ぶそのすがたは、他の寺院にはない迫力です。堂内では自由見学としましたが、自分や家族に似た顔立ちの千手観音立像を探したり、風神・雷神像でじっと立ち止まったり、思い思いの時間を過ごしました。

堂内は撮影禁止なので紹介ができませんが、ここまで拝観してきた寺社の仏像や建造物の素晴らしさについては、まさに「百聞は一見に如かず」。それぞれの持つ質感やその場を包み込んでいる空気は、資料集やインターネットからは決して体感できないものです。みんなの住んでいる所は古都鎌倉にも近く、東京の博物館などでは常設展の他にも様々な特別展が開催されています。これからも、様々なホンモノとの出会いを重ねていく中で、歴史との出会い、歴史への学びを深めていってください。