2年生 国語 子どもたちの作文から

2014年2月13日

 作文で表現することを大切にしています。ある女の子が、この週末の大雪のことを日記に書いてきてくれました。とても感動したので紹介します。

『 2月9日(日)
 きのう、朝おきたら、雪がふっていてびっくりしました。それからも雪がふりつづけました。そして、外にでて雪だるまをつくったり、雪山からすべったりしてあそびました。
 こんなにたくさん雪がふっているので、あさひ川の冬を思い出しました。

 あさひ川のスキーじょうでスキーをしました。わたしは、まだスキーができないので、れんしゅうをかさねてスキーがじょうずになりたいです。あさひ川の学校にいればスキーのれんしゅうができたのに、と思いました。
 お父さんといっしょにやりました。ちょっとたったらスキーのさかからころんで、足がひんまがりそうになりました。大きいケガだったらヘリコプターで、はこばれると思いました。さいごにお父さんといっしょにリフトにのりました。うしろのリフトにお母さんものっていました。てすりがないなっと思ったら、ざせきのうしろにありました。てすりがなければおちたかもしれません。
 かえるときにちかくのおみせで、しょうゆあじのラーメンを食べました。食べたあとスキーじょうのたてものをでました。また行きたいです。

 今は晴れていて、雪もとけはじめていました。家のまわりにいっぱい雪がつもっていて、雪かきをしました。スコップで雪を持ち上げようとしたら、すごくおもかったです。
 雪がとけないで、ずっとあればいいのにと思いました。』

 この子は素朴ながらも、場面がすっとイメージできる文章をこれまで書いてきました。今回の文は、「昨日」「過去」「今」と時間を自然に動かしています。そのさまに感動したので、あさひ川の冬のできごとを詳しく書いて、と注文を出しました。それから、ちょっとだけ担任が手を入れて今回の文章となりました。
 漢字や主述の対応など細かいことを抜きに、雪の日の感動を上手に表現できました。3年生を前にこんな上手な文を書けるのだなと教えてもらいました。