【スペシャル】油絵 静物画に挑戦(おやつメニュー)
油絵をやったことがある人~?と聞かれても、手をあげたのは1~2人、ほとんどの子が初めてでした。
「絵筆をいつもは水で洗うよね、油絵のときは油で筆を洗います。」という先生の説明を聞いて、
「え~~~?!」と驚きの声。
「先生は色の実験をしてみま~す。そうだな、ここは黄色にしてみようかな。ちょっと赤を足してみようかな。ちょっとここでまぜてみようかな。」と先生がキャンバスに楽しそうに描いているのをみて、子どもたちもどんどん描きたいモードに。
「まずは構図を決めて、下絵用のイエローオーカーで描いてみよう。」
題材の果物を手に取って観察する子、筆の具合を確かめつつ描き始める子。
みんなものすごく真剣なまなざしです。
「たっぷりバターみたいに塗っていいよ。」
「塗り直しできるから失敗を恐れずに描いてみてね!」と言われ、イエローオーカーを絵筆にとって描きはじめました。
先生はこうしなさいとは言いません。子どもたちの絵をのぞきこんで、
「きれいな色~~。」、「影がいいね~~。」「この色のせてみない?」などと声をかけてくれます。
水彩画とは違い、色の付け足しや修正が自在にできる油絵の特性を子どもたちはだんだんとわかってきて楽しんでいるようで、どんどん筆づかいがダイナミックになっていきます。
丸いものは丸く塗っていくと立体的になると教えてもらって描いた子は本当にそうなって、自信満々にみせてくれました。
二日目は、より題材を光らせたり、影をつけたり、背景を描いたりします。
そして12色全部を使い、色の冒険をどんどんすることを心がけました。
どの子も背景は自由に描いていたのがおもしろかったです。
「背景に模様をつけたかったな。」と相談したら、ひっかいてみたらいいとか、拭き取ってみたらいいとかいろんな技法を教えてもらえました。
他の人の絵をみて、すごいなぁと感じたりするのも勉強になるそうです。
皆の絵を鑑賞しあいました。
「皆、ものをよ~く観察して描けたのがよかったと思う。」と先生からほめていただき、もっともっと描くのが大好きになった子どもたちでした。
アフタースクールの教室に作品をもって帰ったら、プログラムに参加していないお友だちからも「みせて!お~すごい!」と歓声があがりました。
おうちに持って帰ったらどこに飾るのかな。 それを考えるのも楽しみですね。
【おやつメニュー】
27日(月)海苔巻き・ポテコ・グミ
28日(火)かぶきあげ・ゼリー・笛ラムネ
29日(水)ポテトチップス・チョコ・ゼリー
30日(木)マーラーカオ・源氏パイ・茎わかめ
1日(金)黒糖カステラ・動物ゼリー・おせんべい