芸術の秋！

ふだんなかなか出来ない油絵にチャレンジしました。

今回は色々な形の器やテーブルクロスを用意し、2回にわたって静物画を描いてみます。

まずは油絵の特性を教わります。

油絵は何度でも上から描きなおせるんだよ～！色も形も思いついたときに変えることができるんだよ～。

絵の中のリンゴを小さくしたり、背景を水玉模様に変えたり、光が当たっているようにしたり。

先生が自由に描いているのをみているうちに、自分で描きたい気持ちが膨らんできます。

次に構図決め。描きたい器の近くに座ります。

「全色使って描いてみてね！」と先生に言われ、すいすい描きはじめる子もいれば、

下描きなしはむずかしいよ～と油で何度もふき取る慎重な子や、

自信がなくて隣の子の絵をまねて描く子もいます。

先生はにこにこまわって一人一人の絵をみて、一番いいところをほめてくれます。

ここの色が好きだとか、バターみたいな厚みの絵の具がいいねとか、影がいいねとか。

そんなひとことで子どもの目がぱっと明るくなる瞬間があり、

そしてぐんぐん自分の世界に入り込んでどんどん描き進めていけるんですね。

すごいなぁ。

ほんとうにひとりひとりが芸術家！！

２日間あるので、透明な器を何色で描いたらいいか悩んで何色も試したり、

背景にお友だちのうしろ姿を描こうとひらめいたり、器に光をあてたり、

色をがらりと変えて描き上げたりすることもでき、完成度の高い仕上がりとなりました。

最後はみんなの絵をみて、いいところを褒めあって。

色使いもタッチも人それぞれで、どれもとっても素敵でした！

油絵って楽しいね～～～！！　どこに飾るのかな。

子どもたちの感性が爆発した素晴らしいプログラムでした。