【スペシャル】青い地球~生命の物語~
世界中を飛び回って活躍されている水中写真家の鍵井靖章さんを講師にお迎えして、
いままで見たことのない海の中の世界の魅力や、海の生き物たちと触れ合う楽しさを
たっぷりお話しいただきました。
子どもたちは、人懐っこいアシカの赤ちゃんや人の何倍もあるマンボウをみて
「わ~~~~!!」「可愛い~~~!」と大歓声。
マンタはこんなに大きな口なのに、すごく小さなプランクトンだけを食べて大きくなるんだよ。
サメを撮影するときには防護服を着て棒を持ったスタッフと一緒に潜って護ってもらいながら撮影するんだよ。
海の中のダイナミックな世界に子どもたちはくぎ付けです。
ここ湘南の海の中にも、海藻の森のような景色があるんだよ。「すごいなぁ!深いなぁ。どのくらい深いの?」
そんなに深くない、水深5メートルくらいだよ。
身近な海にも見たことのない素敵な世界があるんだね。
東北大震災の直後から、定期的に東北の海に潜る活動もされているとのこと。
地震のすぐあとはなんの生き物にも会えなかった海ですが、ここ数年で、元気な生き物たちに出会えるようになってきたのだそう。
海がだんだんと元気を取り戻してきたことに感動したとのことですが、
海底に勉強机やピアノが沈んだままになっている光景に子どもたちは息をのんでいました。
そのほか、近年プラスチックが身体から抜けなくなっている魚や、空き缶などのごみをすみかにする海の生き物たちが増えているそうです。
人間だけの地球じゃないのにね。
ゴミがない海のほうがいいよね。
気さくでおもしろい鍵井さんのお人柄のおかげで、和やかで明るい雰囲気のプログラムになりました。
「みんなが海を好きになってくれるといいなぁ。」と鍵井さん。
水中写真家になろうと思った時点ではカメラもダイビングライセンスも持っていなかったとのこと。
夢をかなえるには、熱い情熱と周りの人から助けてもらえる人柄が大切なんだな~と、
子どもたちの心にも響いたと思います。
夢は大きく!
地球を大切に!
だね