波の音をききながら-交歓会-
2021年4月28日
昨日の海は風も波もほとんどなく、穏やかな表情を見せていました。
2年振りに交歓会が行われました。ですから、2年生にとっても初めての交歓会です。交歓会は入学したばかりの1年生を歓迎するため、みんなで歓びを交わし合う会です。
リーダー会で決まった今年度の目標は、「ともに考え、協力し、最高の作品を作り、心のキョリを縮めよう!」です。
1年生から6年生のなかよし班(縦割り班)で海に行き、砂の造形を制作しました。作品のテーマは「生きもの」です。
学校から海に行くまで6リーダーが先頭になり、下級生のとなりに上級生が並び歩いて行きます。
海岸までの長い列は、ちょっとした風物詩かも知れません。
海に着くと砂の造形を作るための準備をします。そこでも6年生が1年生に手を貸します。
スタートの合図と同時に全校児童が海へ向かって行きます。
僕はその姿が大好きです。
30人でひとつの作品を作ります。砂で重くなったバケツを抱えている子、ひたすら穴掘りに興じている子、造形の一部分にこだわり作り続けている子など様々な姿が見られました。
そんな子どもたちの直向きな様子を見ていると、みんなで交歓会ができて良かったなあと思います。
心に自粛は必要ありません。「心のキョリ」がなくなった一日でした。