心でつながる

2021年4月23日

 1年生と2年生が「学校探検」をしました。
 2年生が1年生と一緒に歩きながら小学校を案内します。
 1年生のために事前にリハーサルもしていました。
 当日は1年生教室まで迎えに行きました。1年生は、何だかよく分からないけど2年生と一緒に学校の中を歩くんだな、という感じでグループごとにスタート。
 まずは教員室から校長室へのルートです。普段は校長室にはなかなか入れないので、2年生もキョロキョロしながら喜んでいます。コロナが落ち着いた頃に子どもたちとお弁当を食べるなど、開かれた校長室にしようと考えています。

 行く先々で2年生が「ここが保健室だよ。」「これから音楽室へ行くよ。」と優しく寄り添い声を掛けています。野草だらけの理科テラスの説明は難しかったようですが(笑)、春紫菀の向こうで校内図を見ながら1年生を案内している2年生の姿が誇らしげに映りました。
 無事に1年生教室に戻った後は、2年生から手紙と朝顔の種のプレゼントがあります。手紙の一言に思いやりを感じます。朝顔の種は、昨年度自分たちが育て花を咲かせ収穫した種です。そこに、心と心の大切なつながりを感じます。

 詩人の谷川俊太郎さんは「正しい理屈や理論じゃないものが人間を動かすこともある、それを信じてもいいんじゃないかと僕は思います。」と言ってます。
 まさに、子どもの世界って正しい理屈や理論ではなく、心で通じ合い動いていると思うのです。