児童による児童のための学校

2021年5月25日

日本初の小学校開校は、国の正式な学制による3年前の1896年5月21日に京都で創立されました。その誕生は、地元有志の寄附や寺社の敷地の一部で賄われ、校舎も民家と変わらないものでした。思うところ、成り立ちは湘南学園と同じような気がします。
湘南学園は88年前に子どもたちにより良い教育を、という願いのもと保護者と教師が創った学校です。日本で初めて創立された学校と志が同じであるところに、ひとつの感動すら覚えます。

先日、児童会総会が開かれました。執行委員会をはじめ各委員会の委員長が、今年度の取り組みや活動内容を4~6年生へ向けて発信しました。今年度の児童会目標は、「みんなで協力し、楽しい学校生活にしよう」です。各委員会の目標の中にも「楽しい」という言葉がたくさんありました。
楽しい学校生活を送りたいという願いは、125年前の子どもたちも同じ思いだったはずです。

総会はZoomで実施しましたが、本会場にはほどよい緊張があり、一人ひとりが責任ある態度で取り組んでいました。各委員長の言葉から、「みんなで学校を創って行こう」という気持ちが伝わってきました。教室にいる子どもたちも、自分事としてしっかり聞き耳を立てていました。
これからも、子どもたちを取り囲む状況は変わっていくことでしょう。しかし、どのような時代でも子どもが主体の学校で在りたいと思います。