湘南学園小学校「放射線量測定」

2015年9月25日

湘南学園小学校「放射線量測定」
~何よりも子どもたちの安心安全のために~

 湘南学園小学校の子どもたちは、遊びの達人ぞろいです。かけっこ、縄跳び、ドッジボール、竹馬、一輪車遊びと共に、来月に予定されている「たいいく表現まつり」で披露する各学年の民舞自主練などグランドをはじめいたるところで「遊びの花」「自主練の技」が咲いています。そんな様子をうかがうにつけ、子どもたちが遊び生活するこの場所の放射線量等は大丈夫だろうかと、改めて学校が子どもたちにとって何よりも安心安全の場であることの必要性を痛感するのです。

 約4年前の2011年3月11日の東日本大震災とそれによる福島第一原子力発電所の事故は、大地震により引き起こされた巨大津波により、東北から関東にいたる沿岸部は壊滅的被害を受け、未だ復興支援の途上にあります。また震災による福島第一原発事故により放出された放射性物質は、生態系全体に影響を及ぼしているとの報告もなされています。放射線による健康被害について、多くの方が心配する気持ちを持たれていることでしょう。

 こうした事実を注視しつつ、子どもたちと私たちがいかに安心安全な環境のなかで教育活動ができ、また生活を送ることができるのか、絶えず目配りをし必要な措置を講ずることを忘れてはならないのです。

 そこで、湘南学園全体として、「何よりも子どもたちの安心安全のために」、専門機関である法政大学イオンビーム工学研究所に依頼をして、二人の専門家(教授)にお越しいただき、同研究所が保有する精度の高い測定機器を使い、放射線量測定調査を昨年度に引き続き今年度も実施しました。測定地点は、湘南学園小学校をはじめ幼稚園、中高、法人事務局、カフェテリアの全域・各所に及びます。結果は、今回についても問題のない測定値でした。

 湘南学園小学校は、今後もこうした放射線量測定を定期的に行い、子どもたちの安心安全な教育環境づくりに努めます。

*放射線測定の結果については、こちらをご覧下さい。なお、最新(2015/09/15測定)の結果は、公開準備中です。しばらくお待ちください。