教育研究「学び合い」まとめの会開催

2016年2月5日

湘南学園小学校
教育研究「学び合い」まとめの会開催
 
 湘南学園小学校では、昨年11月に公開研究会を開催させていただき、本学の教育研究・実践を通じて幅広い参加者の皆様から、様々な角度から評価やご意見、ご批判をいただく機会を設けました(*校長日記2015.11.13を参照)。

 今回は、その公開研究会の「学び合い~つなげる学び、つながる学び~」の取り組みを、湘南学園小学校の教員が「振り返りをする場」として考えたわけです。今回もお忙しい中、佐藤隆都留文科大学教授にお越しいただき、示唆に富んだご意見をいただきました。

 当日用意された「振り返り」用の冊子は、メイン授業者3名がそれぞれに、教材名、教材設定の理由、教材について、児童の実態について、指導目標、研究テーマ「『学び合い』~つなげる学び、つながる学び~(学び合いを支える活動の探究)との相関」、指導計画、分科会(検討会)のまとめ、分科会で協議されたこと、共同研究者より、終わりに(授業者より)、単元全体について(子どもの感想)の構成をとっての振り返りを記しています。また当日の全授業を公開授業としたこともあり、3名の研究授業以外の教員の振り返りも併せて行うという盛りだくさんなものとなりました。

 その上で、テーマである「学び合い~つなげる学び、つながる学び~」の意味を深めるために、教員グループ毎のグループワークを行いました。それぞれのグループの切り口から、「学び合い」に係る意見や疑問などを出し合い、議論し、グループのまとめを報告し合う形です。「学び合い」の前提は、教員同士の学び合いであるという意見も出され、それは関係作りに結びつくという主張もありました。五感を研ぎ澄まして「教科の本質を学び」「本物に触れる」という姿勢を湘南学園小学校は大事にしています。

 これからも、こうした「振り返り」の機会を設け、湘南学園小学校らしさを磨き、進めて行こうと教職員一同改めて深く心しました。