公開研究会② ~賞状をもらった気分~

2016年11月7日

 土曜日の公開研究会で、3時間目はあまご組での研究授業でした。授業の中で3つの作文が紹介されました。大人にインタビューして、その対象の人になりきって作文を書くというものです。

 研究授業終了後、1番目に紹介された作文を書いたAくんを下駄箱の所まで追いかけて行って、

「Aくん、どうだった?」
と聞いたら、凄く喜んでいまして、

「先生、今日、僕は賞状をもらった気分です。とにかく、今日はとても嬉しかった。」
と、言っていました。
 
 また、下駄箱にいたあまご組のみんなに感想を聞いてみると、

「とても緊張した。」
「いつもは、私、手を挙げるのだけど。今日は、手が挙げられないぐらい緊張した。」
「(先生方が)40人いたと思って数えていたけど、何人いたの?」
「たくさんの先生方がいて、驚いた。」
「緊張で、グラグラになってしまった。」

と、皆一同に緊張していたことを話してくれました。

 そんな中、「アイスの話が出てきたことで、ホッとした。」という感想も。普段はもう少しリラックスして授業を受けているでしょうから、少しでも心の和む話があると落ち着くのでしょうね。
 
 3番目に紹介された作文はCさん。ある子が「Cちゃんのはスゴイ!」と、言ったんですね。Cちゃんの人となりをよく知る担任だからこそ紹介することができた作文だなぁ、と思います。より感動したというのが印象です。
 
「特にCちゃんの優しさがこの短い文の中で伝わってきたよ。」

と、言ってニコニコして一緒に帰って行きました。本当に、友だちの良いところを発見できる授業だなと思いましたので、今後、自分の作文に活かしててほしいと思います。
 
 足を運んでくださった共同研究者である松下先生、ありがとうございました。また、今日思いがけず数年前にお世話になった霜村三二先生が「ほっとけない」と言って駆けつけてくださいました。小笠原先生もそうでした。様々な先生のお力添えがあって、私たちもここまで発展してきました。これから、さらに研究を重ねて進んでいきます。

最後に、明日11月8日(火)の「おはスタ」で本校が紹介されます。詳しくは<おしらせ>をご覧ください。