4月は「いい節目」

2017年4月14日

「先生、今日は鵠沼海岸駅から一人で歩いて来たよ。」
「先生、今日は二宮駅から一人で電車に乗って来たよ。」
「あのね、今日はお姉さんと来たよ。」
など、新1年生が学校に着くなり、今日の様子・出来事を報告してくれます。
 
 2年生も負けずに「桜の花びらを拾ってきました」「筑紫(つくし)を見つけたよ」と、何気なく手のひらに置いてくれる子もいました。
 
 今週は、雨や風で朝から大変すぎてめげそうな日もありましたので、子どもたちと親の頑張りには、目を見張るものがありました。皆さん、お疲れ様でした。出だしの4月、この時期は一番気を使いますし、大人の事情もあるので、何かと大変で緊張感のある毎日です。ですから、昨日より今日、今日より明日と前を向いて歩いて進む子どもたちの姿に、思わず「拍手」したり「凄いね」と叫んだり、私が受け止めて喜びの多い1週間となりました。たった1週間でしたが、グンと成長を感じた1週間でもありました。
 
 2016年度の私の目標は、「書くこと」を掲げ、小学校だより・校長日記など、最後まで書き綴った1年間でした。書くことで、今まで知らなかった深い世界が見えてきたようにも感じ、「書き綴る」ことができたという達成感もありました。性格的には、前を向いて走ることが好きなので、振り返ることへの抵抗はありましたが、周りの方からの励ましのお陰でやりきることができました。
 
 今年2017年度は、「1歩前へ」を掲げ、3つのことを考えています。

 1つめは、「目の前にいる子どもたちに伝えることを1番に」。そのために、ピロティ前に書き、伝え続けます。壁を掲示版として、校長から子どもたちへ伝えたいこと、学校から、生活指導から、児童会から伝えたいことを子どもたちに向けて、書いて呼びかけ、伝えることをしたいのです。
 
 2つめは、「現場を見る」ことです。昨年度の2倍校舎内を歩こうとと思います。1周歩くのに40分かかりますから、1時間20分かかることになりますね。2周する中で、皆さんの授業の様子や頑張りや活躍など、同じ目線に立ってみようと思います。川井学園長先生も「来週から授業を見させてください」と教員会議で先生方に伝えていましたから、ひょっこり現れそうです。
 
 3つめは、「結果を残す」努力をすることです。色々と考えていることを実践できるように、主体的に声を掛け動いてみます。
 
 4月は、新しい気持ちでのスタートで適度な緊張感もある中で、心機一転取り組むにも「いい節目」です。この節目、4月のうちにやることをしっかり進めようと思います。