English Camp2017③~旬な話題もキャッチ~

2017年8月1日

 空気と水がおいしい富士吉田。人の優しさに触れ、富士山の底知れないパワーももらっている。そんな場所での初めての体験、思い出はきっと鮮明だろう。質問にも真摯に謙虚に答えようとする子どもたちの姿に、講師の先生方がグイグイ引っ張っての相乗効果。日本一の富士山を前に、日本のふるさとを感じる。富士登山の吉田口登山道を前にして、今日も1歩前へ進んでいる。
 
<朝の散歩の一コマ> ~英語で解説~
・楓の葉っぱを拾った子どもに「メープルの木を探してごらん?」。 カナダの国旗に似ているね。 
・色がついた紅葉を発見した子には、秋の話。
・富士吉田の「火祭り」のお神輿(みこし)が飾られていたので、よく見るようにとの案内。
・女性の巫女(みこ)さんと男性の巫(かんなぎ)に朝の挨拶。もちろん英語で。
・石段の前で、浅間神社の歴史についての説明が始まった。

ゆったり歩いたり止まったりしながら、子どもたちの発見に寄り添い、その場で答えてくださる何ともありがたい散歩の時間であった。
 
<授業>
 今日もリズム感のある授業に集中している。メリハリのある展開。

「ハーイ」・「one two~」

 時々、休憩を入れながらも英語をシャワーのように浴びて、英語が飛び交う。日本語も英語らしく聞こえてしまうから不思議である。連帯感も生まれ、「使っていいよ」の助け合う声も聞こえてくる。友達と一緒に電子辞書や辞書で調べ、課題に黙々と取り組む姿。思い思いの絵を描き、調べた単語を入れて、今思うことをwriting。Output。「過去の自分…、今の自分は…」などつぶやきも聞こえてきた。「先生、なんて書くのですか?」「城は?」「Castleだよ」「Spellを教えてください」昨日より一歩積極的になっている自分がいるようだ。外では、雷が鳴り、雨も激しく降っているのに、ここは子どもたちの声で賑やかである。先生と子ども間で学び合ういい時間、ここにありました。
 
 「食事の時間ですよ。」「待ってました。」子どもたちの切り替えの声が響き渡っている。

 また、今回感心したことの一つが6年生の食事に対する姿勢。残食が少なく、片付けもあっという間にできている。流石である。
 

<ふりかえり> 
●朝から夜までいたから、すごく楽しかった。風船を使う時、全然作れなかったけど、友達が教えてくれたり、先生が教えてくれたりしてできた。友達の協力がすごく、「親切」ということがわかった。

●発表やスピーチなど、英語ではやったことのないことがたくさん。暗記もたくさんあって大変。でもゲームとか、休み時間に友達と遊ぶとか楽しいことがたくさんあった。この3日間も明日が最終日。気合を入れて、最後の最後まで全力でやって元気な姿で帰ろう。みんなで頑張ろう。

●国旗のはじや細かいところに、昨日の思い、今日感じたことを入れることができた。本当にいい先生だった。発表などが何度もあり、日本とはかなり差があると思った。発表が多いということは、自信を付けることにつながったと思った。英語だけでなく日本の外の国への興味を持つことができた。文なども「自分で考えて書く」ということができるようになり、話せるはばがもっと広がった。先生たちの住んでいた国のことも知れてよかった。これからも英語を続けたいと思った。話のしかた、文の書き方、歌、国のことが学べた。

●心に残ったことは、毎回の先生とちがう先生が英語を教えてくれて、なじみにくいのかと思ったら、すごくフレンドリーな先生で授業も短く感じられた。授業時間は長いと言っていたけれど、その分、進んだ英語を学べた。

●とっても楽しかったです。他己紹介では、相手の色々なことを知りました。