2学期の始まり ~力を合わせて~

2017年9月1日

今日は9月1日。いよいよ2学期が始まりました。
朝から「子どもの声が学校に響く」ことが、どんなに幸せなことか、改めて思いました。
 
「おはようございます」「おはよう」「久し振り」の元気な挨拶が、こだまします。
私に握手をしてくれた子どもも何人かいました。
 
「旅行に行ってきたよ。」「ペンダント作ったよ。」と、話が止まりません。次から次に吹き出してくる夏の思い出。沢山のエネルギーが湧くような夏休みだったのでしょう。

背が高くなった子もいます。顔が引き締まり、急にお兄さんになったなと思う子もいました。

保護者の皆様とともに過ごした夏休みが、親子での時間に満たされ、子どもたちは安定していました。
 
44日間の夏休みを終えて、皆さん、とてもいい顔をしていました。事故もなく、無事に2学期を迎えられたことを、大変嬉しく、ありがたく思います。


 
今日の始業式で話したことを一部紹介します。

『この「夏の取り組み」~想いを形にする~』
           
【1】夏休み中に取り組んだことを紹介します。
 1つめ。「遊具のリニューアル」が(7/22土)が行われました。今回のリニューアルは、遊具の「ホエールシップ」が2014年夏に完成してから、初めてのペンキ塗りでした。他には上り棒・逆上がり機にもペンキが塗られ、遊具一面が綺麗に鮮やかに変身しています。トレードマークの「鯨と船」が見事に浮き上がり、元の姿が蘇ってきました。暑い日に皆さんのために集まってペンキ塗りをしてくださったお父さまや子どもたちに感謝しながら、2学期遊具で沢山遊んでください。
 
2つめとして、「きもだめし」が本校で行われました。きもだめしは、2回目の開催ですが、小学校を会場として行うのは、初めてでした。幼稚園児・小学生中心に、親子で300名以上の方の参加があり、夜の学校に「キャー」という叫び声、悲鳴が響き、親子で夏休みの良い思い出になったと思います。
 
 3つめは、夏休みの英語の企画として、葉山インターナショナルサマースクールに加えて、今年から「English camp」を富士山の麓の富士吉田で初めて開催し、4~6年生の希望者27名が参加し、ネイティブ講師とともに英語漬けの3日間を過ごしてきました。最後の日に、6年生は紙を見ないでプレゼンを行ったり、4・5年生も英語で発表したりと、よく頑張っていました。「学んだ英語を使うことができて嬉しかった」「外国に興味が湧いた」など、たくさんの収穫を得た子どもたちでした。
 
 4つめ。6年生が畑で野菜を育てていました。その育てた夏野菜(とうもろこし・枝豆など)を、自分たちの手で「売る経験」をしたのです。学年の先生と協力しながら収穫した野菜が、なんと、軽トラックいっぱいあったのです。驚きました。先生もトウモロコシを頂きましたが、甘くてホントに美味しかったです。素晴らしい取り組みと改めて感じました。
 
 子どもたちだけではありません。先生方も研修や研究を重ねてきました。

・校内研究会「算数に書くを取り入れた授業について」
・算数研修会「水道方式について」
・国語研修会「子どもを育てる作文指導」
・全学教研 「いま、子どもたちの生活をとらえなおす」

 2学期からの教育活動に活かしていきます。
 
【2】切りかえる9月 ~力を合わせて取り組む~

 今日は9月1日です。夏休み気分から切りかえましょう。
 2学期は、「たいいく表現まつり」「音楽会」と大きな行事があり、とても楽しみです。一人でも頑張ることもありますが、それ以上に、皆さんで「力を合わせて取り組むこと」が、2学期大事なことです。そのためには、人の気持ちを考えて過ごさなければいけません。大きな目標をもって、そのために何をするのか、今日やることは何か考え実行してください。大変なこともあるかも知れません。でも大変なことも楽しむくらいの気持ちがほしいです。

 目を閉じてどんな2学期にしたいのか、目標を立ててみましょう。さあ、2学期、力を合わせて、楽しんでいきましょう。皆さんの取り組みに期待しています。