「今日の一歩」 ~普通授業始まり~

2017年9月4日

 本日より普通授業が始まりました。
朝、一番に学校に来た子は2年生の女の子で、

「おはようございます。」
と、掲示物を貼っている私に“笑顔”で声を掛けてくれました。

「早いね。」
と私が声をかけると、

「学校が大好きだから、早く来ました。」
と言うのです。いよいよ始まると実感した瞬間で、私も気を引き締めました。
 
 その後、子どもたちと朝の挨拶を交わしていると、6年生の執行委員の一人が私に近寄って来て、

「先生、挨拶運動しようと思います。1学期はあまりできなかったから。」
と、自ら伝え始めました。

「良いと思います。」
と私から返しました。

言葉数は少なかったけど、想いを行動にした今日の一歩。自ら行動しようとする気持ちが逞しく、今日の一歩を踏み出したわけです。
あとは、“継続”すること、勉強で言うなら“習熟”の難しさですかね。とりあえず、コツコツ続けてみましょうか。続けることで、次のステージに進めるのかもしれません。そっと見守ります。
 
 一昨日、2日(土)に「1年生交通安全教室」を行い、JR東日本・小田急の方が学校に来園されました。

朝、2年生の数人が「いいないいな」と言うので、車掌さんたちに頼んで1年生から6年生までの各教室を訪ねました。お勉強の様子や教室、校舎内を見ていただいたところ、やはり一番驚いて喜んでいたのは2年生。いつまでも手を振ってくれる子が多くいました。

その後、総合学習室で1年生向けに“安全な電車利用の話”がありました。スライドを使って、運転士・車掌の仕事、駅・車内でのマナー・○×クイズ形式での安全クイズ・電車の紹介・質問コーナーとあの手この手で話してくださいました。

その一部を紹介します。
 

駅は危険が潜んでいます。そのお話をします。
【1】安全に駅を利用する
①電車のトビラが閉まろうとしている時、皆さんはどうしますか?
 →次の電車を待つ。
 
②ホームで手を振って、危険な行動をしている人がいます。良いですか?
 →×。ダメです。黄色い線の内側に入ります。

と、話が続き、学校の廊下や階段を走ることはいけないこと。駅も同じで、他の人にぶつかってケガをしてしまうことなど、具体的に話してくださいました。
 

【2】質問コーナー
①どうやって電車を動かしているのでしょうか?
 →電車は電気がエネルギー、車輪とモーターの話。動かしている人の話。見えないところで「線路のお医者様」がいて、悪いところを直しています。車輪にモーターが走るように指示をしているのです。

②車両の中で、なぜ走ってはいけないのでしょうか?
 →走ってしまうと、危ないです。走るのはダメ。

③運転する人は、交替するのでしょうか?
 →毎日変わっています。でも「ゆりかもめ」は人が乗っていないこと、知っていますか?
 
④相鉄線はなぜ黒い電車が走るのでしょうか?
 →2020年度いいイメージを作るためです。

⑤車掌さんは、なぜホームで顔を出すのですか?
 →ホームを通り過ぎるまでの間に「非常ブレーキスイッチ」という非常ボタンを押すことがあるからですよ。お客様に安全に利用していただくために、安全確認をしているのです。

その他にも
・電車の中では、大きな声を出さない。
・つり革や棒につかまること。
それは、なぜか分かりますか?と質問形式で教えてくださいました。

JR・小田急の方、ありがとうございました。
 
今週は、交通安全週間です。学校全体で「安全な登下校」について考え、指導していきます。