国語の授業

2017年9月8日

 国語は、全ての土台となる大事な教科です。「書くこと」という大きな軸を持って昨年度から実践している国語。今日は、「国語」の授業を参観し、授業でその子の意見を丁寧に受け取る教師や仲間により「心の中に満ちてくるものがある」「心が満ちる時間にじっくり向き合っている」という感覚をおぼえました。

 子育てにおいても親子のゆっくりとした時間が大切で、「丁寧に聞き取ること」「深い本当の学び」の大切さが浮かびました。
 
<2年生の国語の授業>
 「大好きなもの、教えよう」の単元の学習では、自分の好きなものについて原稿を書いて、クラスメイトの前でスピーチします。
 「みんなに紹介したいことは何かな?」と聞くと、いろいろな思いがあふれる子どもたち。1つのものごとを選んで、原稿を書いていきました。
 教科書の例文にそって、相手に伝わるように構成も工夫していました。黒板に書いたのは先生の例文です。原稿ができたら音読の練習。発表が楽しみですね。


<4年生の国語の授業>
 「便利について」の学習がはじまりました。単元の最初には、いつも語句の確認をしています。文章を読んでいく上で、語句の正しい理解は欠かせません。本文を読みながら、分からない言葉を取り出し、みんなで辞典を引いて確認していました。

 黒板には授業の軌跡としての「板書」がしっかり残っていましたので、どんな授業をしたのか板書が物語っています。そして「辞書」が机の上に置かれていました。


<6年生の授業>
 戦後72年が経ち、この夏の「原爆」「核兵器」の話題から「平和のとりでを築く」の教材を読み、要約をする授業です。そして、引き続き、広島を舞台にした読み物「ヒロシマのうた」を投げ込み教材として学習を始め、今日は全文を通読し、初発の感想を書いていました。これから、登場人物の心情に寄り添いながら、読み進めていく中で、「平和」をキーワードとした今後の日本について考えるきっかけになることでしょう。
 
 また、午後にお客様を連れて参観した時には、
「また、校長先生が来た。」「校長先生、3回目ですよね。」と、途中で声を掛けてくれた子どももいました。お客様からは、充実した校舎での子どもたちの活き活きとした目の輝きと、先生方の笑顔、子どもらしさを、褒めていただきました。
 
 明日は、どんな授業が展開されるのか、楽しみです。