たいいく表現まつり 校長からの言葉

2017年10月9日

 皆さん、今日一日、お疲れ様でした。
 1年生にとっては、初めてのたいいく表現まつり。6年生にとっては、小学校生活最後のたいいく表現まつりでした。
 今年は、「本気で踊り、本気で取り組む」を私から子どもたちに伝え、その集大成を本日、皆様に見ていただきました。

 応援団長による「選手宣誓」では、力強い言葉から、たくさんの勇気を頂きました。
 
 応援合戦・エール交換。どの色もよくまとまって、声もしっかり出て、まさに今年のスローガンの「TEAMWORK(チームワーク)」をみました。「一人ひとりの強い力を出し合って、仲間とともに全力でのぞもう!」1年生から6年生まで縦割りで、仲間とともに応援する姿、仲間とともに一つになる、一丸となる姿を見せてもらいました。素晴らしかったです。

 赤組はタオルを使っての応援、新しいことにチャレンジしました。青組は、声が大きく出て、ここまでビンビン響いてきました。黄組の応援は、声の大きさに加えて、工夫がありました。
 
 さて、第1部の表現は、今年で27年目を迎え、漁民や農民になった気持ちで、民衆の願い・想い、先人からの想いを皆さんが受け継いで真剣に取り組みました。

 日本の伝統・文化を伝えていくのは、皆さん一人ひとりです。皆さんの踊りを見て、日本には、良い踊りがあるなぁと思いました。
 
 1年生は、湘南エイサー。自分たちで印を付けたウッチャキを着て、頭にサージを巻いてもらって踊りました。足のつま先まで、神経が行き届いていました。一人ひとりの太鼓の音が、今も心に響いています。

 2年生は、湘南花笠音頭。山形の紅花を付けた花笠をもっての踊り、本場山形のパレードに参加しているような気持ちになりました。「ハァ、ヤッショ マカショ」にも力が入っていました。2年生、またわり姿勢頑張りましたね。またわり姿勢の最後の1週間の追い込みは、素晴らしかったです。みんなで力を合わせて、一つの大きな花笠になりましたね。

 3年生は、湘南はねこ。扇子2本を使って跳ねるのは、なかなか大変です。隊形移動、見事でした。桃色のハッピが、会場を明るくしてくれました。低いポーズの最後の振りまで、よく決まっていました。

 4年生は、湘南七頭舞。自ら太刀を使っての踊りです。太刀をヤスリで磨いて、色を付けていきました。一つひとつの振りが学年で一つになると大きさ・幅も出てきて、真剣勝負の舞でした。

 5年生は、湘南御神楽。豊作・雨乞いを願っての踊りで、農民になりきっていました。扇と錫杖を使って、首振りから。首振りで田んぼを見回すシーンから始まりました。扇回しの扇も良く回っていました。ダイナミックは身体全身を大きく使って、踊っていましたね。民衆の願いのこもった素晴らしい踊りでした。

 6年生は、湘南ソーラン。6年生、感動しました。ニシン漁の様子、波、風、カモメなど、よく表現されて、腰を低くして「心を一つにして、力一杯」踊りきりました。
「おーい、ニシンが来たぞ!」と朝早くにヤン衆の声が聞こえ、オホーツク海での荒波に船を漕ぎ出します。みんなで櫓を漕ぎ、荒波に繰り出していく姿、仲間で一つのものを作り出す姿、会場の皆さん如何でしたでしょうか? 力強く見事でした。
 
 第2部 運動の部でも、それぞれの頑張りが見られました。

 かけっこ・リレーでは、みなさんの最後まで諦めない一人ひとりの走り、真剣に走る姿を見せてもらいました。腕を振り、歯を食いしばって、足を上げて。最後まで、走りきっていました。

 児童会種目の大玉送りでは、赤組の団結は凄かったですね。息を合わせて、作戦を立てて、実行する姿に驚きました。

 そして、6年生のムカデ:「心と足をつなげ」。仲間とともに協力していく種目だけに、6年生の想いを受け取りました。仲間とともに。まさにチームワークでの取り組みでした。

皆さんの精一杯・本気な姿を見せていただきました。運動以外のことにも今日の気持ちで本気で取り組むことです。皆さん、頑張った自分に拍手をしましょう。よく頑張りました。