公開研究会2017開催① ~算数で「書く」~

2018年2月14日

 本日の公開研究会で、1年生の研究授業を行いました。

 「豊かな学び」を目指して、「『書く』ことを通し、ともに育つ」が研究主題です。昨年度の「国語で書くこと」に続き、今年1年間は「算数で書くこと」に挑戦。学年会で議論を重ね、夏頃から授業検討を始めて、最近は、本番を前に他クラスでも先行授業を行い、検討の連続でした。学年で練り直していた姿も見ていますから、今日は学年会の皆さんが温かい目で見守っている姿も印象的でした。
 
 5時間目の授業が始まる10分前にお教室に行くと、子どもたちはすでに席についているではありませんか。
「席に着くのが早すぎるなぁ」と思っていると、「校長先生も来た」「こんなにたくさんの先生が見に来るの?」と気になる子どもたちは後ろを向き始めました。

 その様子を見ていた担任が、
「みんな、後ろを向いてごらん。たくさんの先生方がいるでしょ。でも授業が始まったら、前を向くんだよ。」と、緊張をほぐすための声を掛けました。あの手この手を使って、子どもたちの緊張をほぐす言葉が飛び交い「笑い」で気持ちがほぐれていく様子は、まるで氷が溶けていくようでした。「流石だなぁ」と、授業が始まる前から感心してしまいました。


タイムテーブルは以下の通り。
13:30~14:10 研究授業 5校時:研究授業(算数)
   ・1年かがやき組「たし算・ひき算の文章題」
14:10~14:30 休憩・移動
14:30~17:00 授業検討会 ・研究授業協議
   ・4年生、6年生の授業についてのレポート
   ・共同研究者:渡辺恵津子氏(大東文化大学)との学び
 
 1年生のかがやき組の研究授業を先生と外部からお招きした先生方・学生・大学院生・教育関係者・退職された先生方とともに学びました。

 共同研究者の渡辺恵津子氏(大東文化大学)からもこの1年、多くのことを学ばせていただき、授業の基本をともに考えることが出来ました。ありがとうございました。