古田敦也さんと野球 ~アフタースクール開校5年目~

2018年5月21日

 古田敦也さんをお呼びして、「スポーツ(野球)の楽しさや夢をかなえるための方法を子どもたちに言葉と身体で教えていただく記念イベント」を、一昨日5月19日(土)に行いました。
 
【1】古田さんを呼ぼう
 親子がグラウンドに集まり「古田さ~ん」とみんなでお呼びすると、「はーい」とヤクルトスワローズのユニフォーム姿で爽やかに登場してくれました。オーラが有り、その存在感に、「わぁ~!」っと歓声が上がり、お父さん・お母さん・子どもたちみんな大興奮。そして会場から、拍手がわき起こったのです。
 
【2】古田さん紹介
 「みなさん、こんにちは。みんなはぼくのことよくわかっていないと思うので、お父さん・お母さんによく聞いてください。」と古田さんが言うと、また笑いが起こりました。「今日は、キャッチボールをやってみよう。」と内容確認もしました。
 
【3】子どもたちから古田さんへの質問
①どうして野球をしようと思ったのですか? 子どもの頃からプロ野球選手になろうとしていましたか?
→正直なことをいうと「親父がプロ野球選手はお金になる」と言ったんだよ。身体も大きくなって。プロ野球選手になろうと思ってやっていましたけど。大学行ってから、やってみたいと思って、野球選手になったとのこと。
 
②なんで、キャッチャーになったのですか? 
→正直なことを言うと、なりたくてなったのではない。小学生の時、太っていたので、太っている人はキャッチャーって決まっていたんだよ。(爆笑)不思議なもので、やりだすと、これがそれはそれで楽しかった。みんなも嫌なこともやってみましょうね。
 
③ピッチャーをしていて、キャッチャーをよく見てとか言ってもストライクゾーンに入らなくなる時があるけど、どうしたらいいですか?イライラしてどんどん入らなくなってしまいます。ピッチャーのできることや周りの人ができることはありますか?
→ストライク、入れないといけないんだけれど。あるピッチャーがいてね、全然ストライク入りませんでした(笑)。イライラしている時に何を思うかと言うと、「イライラしてはいけない」と思う。
 
④ 守備の時に正面でとるように、失敗しても大きな失敗にならないように後ろめに守りますが、もっといい方法はありますか?
→そんなこと言っていましたよね。失敗することも大事。後ろの仲間がカバーする。前に行く。向かっていく。挑戦する。ミスしてもいいので前にいく。立ち向かっていくことが大切。カバーしてあげることが大切。嫌だなと思うこともやってみよう。

と、繰り返し話が続きました。
 子どもたちの質問に、思わず頷く場面もありで、会場が古田さんと一体となっていました。皆さん笑顔で、古田さんの話に耳を傾けています。大人の夢が叶った感じがしました。グラウンドは大盛り上がり。子どもが夢を持つためには、大人も夢を描くことが大事だと思いました。
 
 野球界で大活躍し、今も大人気の古田さんが目の前にいるのですから、グラウンドは活気に溢れました。スターが目の前にいるということ。子どもたちは、この場の雰囲気で「何だか凄い人なんだな」と感じ取ったようでした。
(次につづく)