教育実習生に問う ~持ち味と自分らしさ~

2018年6月21日

 3年生は1泊2日の「海の学校」へ出発しました。「お兄ちゃん、無事行きました」「途中までお兄ちゃんと一緒に来たけど、お兄ちゃんは『海の学校』なので、私一人で来ました」と、兄弟姉妹も頑張っていることがわかります。
 「海の学校」を楽しみに、指折り数えて毎日過ごしていましたから、梅雨らしいお天気でもパワフルに展開していることでしょう。

 
 今日は、教育実習生として4年ゆづる組に入っていた石田先生に質問をしてみました。

Q)先生になりたいと思ったきっかけは?
 →小学校での日々がとても楽しく、担任の先生が大好きでした。だから小学校の先生を目指しました。
 
Q)改めて気づいたことは?
 →変わらない伝統が残っていて嬉しかったです。校舎も変わって新校舎になってしまったけれど、懐かしく嬉しく思うもの、私学だからこそ変わらないもの、例えば、先生・朝の歌「こーこけこっこ よがあけた~」・表現などがありました。

Q)教材研究はいかがでしたか?
 →教材研究がとても楽しかったです。指導教官と授業を練り、それが子どもたちに伝わった時の嬉しさ。教材研究をしているうちに“どうして”“なぜ”という疑問が自分の中で多く出てきて、答えを発見した時の嬉しさを子どもたちにも感じてほしいと思って、授業を考えました。

Q)授業をやってみていかがでしたか?
 →最初は、授業の仕方や指導法に目を向けていましたが、教壇に立つ上で一番大切なことは、指導法や技術ではないと気づきました。“自分の得意なことは?”“自分の持ち味は?”“自分らしさは?”など、自分自身と向き合うことが多くありました。今日は“自分だからできる授業”を意識して行ってみました。

Q)発見はありましたか?
 →毎日が勉強で、学んだことがとても多かったです。毎日子どもの笑顔を見て、子どもと触れ合って、全力で子どもと遊んだことが、何よりも楽しかったですし、一番の思い出になりました。母校で実習ができたことが、本当に嬉しくてありがたく思います。改めて「子どもが好き」とであることを発見できました。

Q)子どもたちへのメッセージをお願いします
 →小学生の時から、秀でるもの(得意とするもの)はこれと言ってなかったのですが、「本気」・「頑張ること」を伝えてもらい、取り組んできました。皆さんも目の前にあることに「本気」で「一所懸命に」取り組んでほしいです。