危機管理~安全・安心の確保~ 

2018年11月12日

今朝は小田急江ノ島線が遅延し、朝はバタバタでした。小田急線を利用の先生から6時26分に第一報が入り、次々に校長携帯にメール・音声での情報が入ります。

危機管理は、瞬時の判断が必要なこともあります。日頃の対応一つ、その場その場での適正な判断を重ねて、「子どもの安全・安心の確保」、安心して登下校できるようにしていかなければなりません。私も今日は司令塔として、集めた情報を整理し確認して、必要な情報を教職員と保護者へ配信しました。

運転再開情報が7時45分から8時、8時30分へと変更されていきました。
「子どもたちは、どうしているかな?」
「大丈夫かな?」
と気になります。気になる分だけ、確かな情報を届けなければと思いました。

いつもならピロティに立って朝の挨拶が日課ですが、今日はそうはいきません。メール配信を優先し、
「小田急線が大和駅~桜ヶ丘駅間で運転見合わせています。校長先生は、対応しています。おはようございます。」
とマジックで書いて、掲示することにしました。「おはようございます」がいつもなら一番にくるのに、優先順位を付けたら、今朝は一番最後になっていることにも気づきました。
掲示していると、
C:「校長先生、わかっていますよ」
C:「お母さんが、配信があったと教えてくれたよ」
と、声をかけてくる子どもたちがいました。

テレビの画面に「小田急線遅延」情報が朝から出ていましたから、情報を得ていたようです。運転再開情報が変わるたびに「テレビでは○○と出ています」と、メールで3回も教えてくれた先生もいて感謝しました。

朝の打ち合わせの後も先生方への個別配信は続きます。○○駅・藤沢駅のホームを歩いて見てもらう人、学校へと直行する人、小田急利用者の先生のクラスのHRの割り当て、1時間目の授業担当者変更などに対応していると「私、空いています」「私、クラスにいけます」と先生方から声が出る嬉しい一幕もありました。

先生方が駅やホームで子どもたちを確認し、メールや携帯電話で情報を送ってくるので、それを小黒板に書いていきます。出勤した人から小黒板を見て、今の現状を掴んでいきました。

警備員さんに連絡し、まだ登校していない児童の情報「〇年○○さん・○○さん…」も入れました。

「教職員緊急打ち合わせ」を加えてもち、児童の出欠確認を全体で共有。未確認児童の保護者へ電話すると、学校へ向かっていることもわかりました。
その後、兄弟で2組(4名)の児童が学校へ到着し、スクールメールで到着の配信が保護者に流れ、一安心しました。

明日は鎌倉芸術館での音楽会です。小ホールでは、子どもたちの歌声が響いていました。
2年生と5年生の練習に出ると、音楽の先生方からのアドバイスがありました。
・「笑顔」で歌うこと
・高い音は、特に目もしっかり開けて!
・「いい顔で」歌って
・「音読するように歌ってごらん」
・「声を遠くへ飛ばすよ」
前日練習に集中する子どもたちと先生方を見て、幸せな時間を噛みしめました。
明日の音楽会は、「笑顔」で歌いましょう。楽しみにしています。