エコスクール委員会〜学びの森の生き物をふやそう〜

2018年11月22日

ニュースタイムで「学びの森の生き物を増やそう」と、エコスクール委員会が呼びかけました。解説者がいて、ビデオ撮影された動画が流れると、5・6年生の先輩たちの取り組みをよく見て聞いています。

<内容>
ある日の学びの森で3人の子どもが生き物を探しています。
「あれっ? ヤゴいないなぁ。去年はたくさんいたのになぁ。」
「ほら、くらえ、爆弾だ。」
「君たちやめなよ。そんなことしたら生き物がいなくなっちゃうよ。」
「生き物なんて関係ないよ。生き物なんてどこにいるんだよ。」
「いるなら見せてみろ。去年はヤゴやドジョウがいたんだ。」

そこにエコレッド、ブルー、イエロー、グリーン、ピンク5人揃ってエコレンジャーが参上。子どもたちは大喜びです。
・池の中をかき混ぜると、生き物の住みかが壊れて、生き物が住めなくなってしまうこと。
・池の中に石を投げ込むと、生き物がつぶれ、死んでしまうこと。
・池の中にちぎった葉っぱを投げ込むと、葉が腐って水を汚し、生き物が住みにくくなることの説明がありました。

鵠沼にいる生き物を増やすために、子どもたちが大切にしている学びの森に、
・アゾラ・クリスタータが仲間を増やし続けると、水面が葉っぱだらけになって、トンボも卵を産みつけられなくなること。
・光が水の中に入らないから、水の中の小さな生き物プランクトンも生きられないこと。
・するとヤゴやドジョウも餌がないから育たないこと。
など、具体的な説明もありました。アゾラ役の子どもの大きな演技に笑い、惹きつけられています。

トンボ、カエル、トカゲ、ドジョウ、セキレイ、鵠沼に昔から住む生き物を見られるようにしたいので、どうか故郷で仲間を増やしてください。みんなで、アゾラ・クリスタータを網ですくって退治し、みんなの力で学びの森を「生き物が溢れる学校ビオトープに」していきましょう。

そこで、学びの森の生き物を増やすために、皆さんにお願いがあります。
ミニ蓮池の生き物が安心して暮らすために
・池の中にものを入れたり、かき回したりしないでください。
・毎週行っているアゾラ退治に協力してください。
・石づみはトカゲヒキガエルのそだづみはいろんな虫の住みかです。生き物を踏みつぶさないように観察路を歩いてください。
・捕まえて観察した生き物は学びの森に逃がしましょう。
みんなの力で学びの森は生物が生き物が溢れる学校ビオトープにしていきましょう。

素晴らしい寸劇と呼びかけに、子どもたちは満足したようでうなずいていました。