授業参観

2018年11月27日

 今日は、4・5年生の授業参観と懇談会がありました。高学年の親になると、親の背筋もピンと伸びて、高学年の親の姿へと変化するように感じます。授業だけを見に来たというお父さんも大勢いました。授業を見ていたというより、熱心に授業を受けていた姿に映り印象的でした。

 授業の始まりは、いつもに増して「笑顔」の子どもたち。何となく後ろや横を向いたりして、親が来ているのか確認している子もいました。

 授業が終わると、親が我が子のところに行き、声をかけてはニコッとしている姿もほのぼのしていいものです。子どもたちも何となく嬉しくて、思わずニッコリといい空気感が漂っていました。

5年生の先生方に「今日の感想」と題して、聞いてみました。

●<授業>宮沢賢治の「注文の多い料理店」を読みました。この作品には、賢治が意図して書いたと思われる秘密の一文があります。そして、その一文を手掛かりにすると、作品の主題に迫ることができます。授業では、子どもたち自身で見事にその一文を発見し、主題に迫る謎が明らかとなりました。保護者の方も「次の授業が気になる」という授業の終わり方になりました。

●<授業>道徳を行いました。3クラスで展開するものなので、内容は今はマル秘です。

▪️<懇談会>2学期は「行事を通じて生まれた一体感」を感じました。特に「たいいく表現まつり」本番は、練習して上達したものを見せますから、今日はあえて練習場面の録画を見せました。
前日練習では、雨の中、真剣に取り組んでいた子どもたちの様子に頑張りを再確認して、安心したようです。

▪️<懇談会>高学年の担任としての難しさや悩みも保護者と共有できて、大切な時間となりました。

 校長として、校舎内をウロウロして、時に立ち止まって先生方の授業を見る毎日です。「校長先生が見ているよ」と、呟く子もいます。目が合うとニッコリ。教師は授業勝負です。魅力ある授業に入り込むと、じっくり授業を受けたいと思うこの頃です。

 私も小学校の時は、特に親が来ると嬉しかった思い出があります。都合をつけて、駆けつけてくださった皆様、ありがとうございました。