記念日 〜がちゃぺたらんど〜

2018年12月5日

しょんぼり一人で来た1年生が「お誕生日なんだ」と、小声で呟きました。「えっ、先生もお誕生日なんだ」と伝えると、二人で顔を見合って吹き出しました。笑顔に変わり、二人で手を繋ぎました。小さくてフカフカしています。
「7歳だよ。先生は?」
「答えられません」
「もう一人、1年生にお誕生日の子がいるよ」
7歳の子どもを目の前にすると、随分生きてきたような気持ちになりました。3年生の子どもたちから、「お誕生日おめでとうございます」と、声をかけられました。
「先生、私もお誕生日だよ。一緒に写真を撮りたいな。」と3年生の子どもとも握手しました。

お誕生日が近づいてくると、ニコニコして教えてくれる子どもがいます。お誕生日は誰にでもある大事な記念日です。
産んでくれた「親に感謝する日」であることは、親になってからわかること、照れくさいですが丸いケーキでお祝いです。

昨日は、幼稚園児のがちゃぺたらんどの作品を見るために、小学生が幼稚園に伺いました。
「私たちも描いたな」と懐かしんでいる子、「明らかに進化している」と呟く子、「〇〇ちゃんの弟の作品だ」「妹の作品だ」と、名前までしっかり見てチェックするなど鑑賞の仕方は色々でした。
印象的だったのは、秋刀魚を描いた年長さんの作品。秋刀魚を焼いて、食べたことで、より鮮明に秋刀魚の姿が浮かび上がってくるようでした。
2階の水族館の展示は、夢がいっぱいに広がっていました。小学生の子どもたちも幼稚園時代を懐かしみながら、作品鑑賞を楽しみました。
2月には、小学校でも制作展、私学造形展も用意されていますから、今からワクワクしています。