雨の日はエネルギーが必要

2018年12月6日

今日は、朝から雨が降り、寒い朝でした。こういう日は、学校へ送り出す親も行く子もいつもと違うエネルギーが必要となります。

長靴をはいて、私もいつもより早くピロティに立ちました。警備員さんも用務の方も雨の中、仕事をしています。
「先生、寒い中私たちのためにありがとうございます」
「先生、私のお母さんも今日がお誕生日なんです」
「先生、嫌なことがありました」
と、大きく3つの話が子どもからあり、寒くても立っている意味がありました。

深々頭を下げて、朝の挨拶をしてくれた子は小田原市から来ている子です。目を合わせていつもより丁寧に挨拶をしてくれた男の子、今日も兄弟で立ち止まって挨拶してくれる子もいます。こういう日は特に子どもたちが丁寧に挨拶をしてくれます。

「おはようございます」と挨拶しながら、「お父さんお母さん、今朝は大丈夫でしたか?」と、問いかけている私がいます。当たり前のことが大変な日もあります。親が元気でいることも大事、風邪など引かぬようお互いに健康管理に気をつけましょう。

午後は、全国幹部研修会に参加。日本には約20,000校の小学校があり、過去20年間で約4,500校の公立小学校が少子化の影響で減少している一方、私立小学校は同じ20年間で60校増加しています。
私たちも、未来に生きる子どもたちのために、どのような教育が今後必要とされているのか、これからの教育がどのような役割を担っていくべきなのかなど、私学人としての英知を集めて検討していく必要を感じました。
全国から、私立小学校の運営に携わっている方々50名が一堂に会し、新しい教育を考える機会として「私学ならではの小学校教育の展開」をテーマに、新たな小学校教育の構築を目指して学び合います。いい機会ですから、積極的に各校の先生方と話をしようと思っています。

<写真は2年生のお店やさん>