制作展に向けて~5・6年生~

2019年2月8日

あと1日で制作展です。今日も図工を担当している先生方にインタビューしました。

■5年生は、日本画「扇絵・四季」と紙粘土「御神楽」、スクラッチ皿「絵皿」を作りました。

Q)5年生を担当して、いかがでしたか?
→今の自分たちの感性や想いをデザインにして閉じ込めた作品です。「絵皿」は、おそらく機能性・実用性としての価値もあるので、時間が過ぎても残る確率も高いでしょうから、数年後、当時(5年生の頃)を思い出したときに、お皿の作品の魅力を感じてくれると思います。

Q)特に見てほしいところを教えてください。
→細かい作業をしている子、大胆な作業をしている子どももいました。人それぞれの持ち味を出しています。
かなり粘って作業をさせたので、今までの自分の限界を超えるような作業が経験できたのではないかと思います。作品にそれが出ているかはわかりませんが。

Q)どのような想いで鑑賞したらいいのでしょう。鑑賞する時のポイントを教えてください。
→本人たちもこだわりを持って、作っています。全体を見たり、細かい所も見ることで、その子の努力した形跡に気づけるかもしれません。

Q)「扇絵・四季」
→季節を題材にしています。この絵の中には、自分が感じる季節を思い描いています。
今までの思い出、家族と海水浴に行った時の思い出なども含んでいると思いますので、彼らの過去の経験だとか、感じたことが作品に出ているのではないかと思っています。
おそらく、特殊な絵の具を使った制作は、小学校では経験しないかもしれません。
日本の伝統絵画の絵の具を使っているので、日本を肌で感じてほしいと思います。

■6年生は、砂絵「音楽を聴いて」、木彫「鎌倉彫り」、樹脂粘土「ランプシェード」
を作りました。

→「鎌倉彫り」
鎌倉彫はこの地域に密着したものなので、詳しいことまで知らない人が多い中で、そういうことに触れることが大事だと思う。自分が住んでいる街に根付いたものに触れることは、とてもいい勉強になります。
「あなたの住んでいる街に有名なものはありますか?」と聞かれた時に、答えられることは大きな財産にもなるわけです。本物体験として語れる人に成長していくわけです。

明日は、茶道体験(200円)も3階の和室でできますので、是非、足をお運びください。お待ちしております。