体育の研究授業 2年生「花笠音頭」

2019年9月10日

1時間目は2年生の「花笠音頭」の研究授業でした。

脚の動き、手の動き、コンビネーションと一つひとつの動きを確認しながら、振りの確認と踊りこみをしました。先生の踊りを見て学び、マネをするところから始まります。掛け声に合わせて踊りこんでいくうちに、身体が体得していくところが面白みの一つでもあります。

「グループになって教え合う」指示が出ました。
人前で踊ることにやや時間がかかりましたが、先生のアドバイスを受けて、時間とともに踊るグループが増えていきました。お互いに声を掛け合い、振りの確認をする時には、円または1列に並んで踊っています。「いいよ」「お互いに見あって」「つま先を立てて」。声を出す工夫をしたり、誰かが踊リーダーになってリードする場面を先生方がじっくり見ていました。

途中でiPadが登場し、先生が子どもの踊りを撮影。その後、子どもたちを集めて画面で見せました。「〇〇さんの膝の曲げが上手」「いいところはどこですか?」「姿勢がいい」など、気づいたことを確認してから、花笠音頭の曲に合わせて踊ってみました。曲が流れると
小ホールが活気づき、参観していた先生方も子どもたちも「笑顔」になっていきます。日本の踊りに癒された気分です。

そういえば、山形県尾花沢の「花笠音頭」に魅せられて、夏の「花笠パレード」を3回も見に行きました。東北は踊りの宝庫で魅力がいっぱい。授業でも「紅花の里」の昔話を紙芝居にして、昔の「田植え踊り」の民話を話したこともありました。子どもたちに「日本の踊り」を伝授して、踊りが生まれた歴史的背景、民衆の願いなどもここで明日を担う子どもたちに伝授していきたいものです。明日はメディアセンター(図書室)で地域の踊り。民話の本を探してみようと思います。