新しい故郷

2014年1月20日

私には田舎というものはありません。学生時代から新宿駅に着くと、帰ってきたと実感しました。ですから私にとっての故郷は新宿であり、多摩丘陵が見える京王線沿線の多摩地域ということになります。返還前の沖縄には色々縁があり、ここまで来ると私の「故郷」の一つですが、実は明日から「雪の学校」で訪れる新潟県十日町、松代地域も私にとって人生の新しい故郷になりつつあります。「雪の学校」の四日間、特に民泊体験は、子ども達の子ども時代の「原風景」になるものだろうと思い、私も楽しみにしています。故郷とは、自分の、家族の、親しかった方々の足跡がたくさん残っている場所だと思います。その姿は変わっても、どこかにその空気感は残っているものです。子ども達にとっても新しい「故郷」になってくれればと思います。もともと松代地域は日本の原風景と呼ばれる地域です。京都などとは違った意味での、日本人の心の故郷と言っても良いのですから。