春うらら

2020年4月7日

 4月6日満開の桜が舞い散る中、6年生だけの始業式となりました。

 このような状況なので、子どもたちが不安を持ちながらの登校となると思い、先生たちみんなで6年生を出迎えることにしました。 ピロティで大勢の先生が待ち構えている景色になってしまったので、「何事か?」と、驚きの表情の子がたくさんいました。

 「びっくりしたよ。」と言いながらも、その子は春の陽気を思わせる笑顔を見せてくれました。


 6年生だけの始業式は、各教室で行なわれました。

 新しい教室で担任の先生とのやりとりが始まると、
 先生と子どもの間に、いつもの時間が流れ始めました。

 僕が校長として、あいさつすると(実は6年生は元受け持ち学年です。)
 「えー」という驚きの声と、「校長先生できるの?」といった正直な声もありました。
 その反応に思わず笑ってしまいました。
 無理もないことです。
 何せ僕は3月まで4年生の担任だったのですから…

 各クラスでのあいさつを終え、廊下を歩いていると「一緒に野球やって!」と声を掛けられました。
 「OK!」の返事をすると、とても喜んでくれました。

 ただ、残念ながら始業式を終えた後に休校が延長してしまい、子どもたちとの楽しみは先送りになってしまいました。

 「新緑が芽吹く季節に会おう!」