早朝野球

2020年11月12日

 朝、子どもたちが大グランドで野球をやっているとウズウズしてきます。
 みんなが白球を追っている姿を見ると、もう我慢できません。
 校長室に置いてあるグローブを持って、大グランドへ一直線!

 マウンドでは航先生が子どもたちの前に立ちはだかっています
 航先生とキャッチボールしたことがありますが、伸びのある重たいボールは一級品です。
 その時は、僕が疲れ始めたころ「ようやく肩が温まってきました!」と、航先生は肩を回しながら笑っていました。
 バッターボックスの子は真剣そのものです。一球ごとに一喜一憂しています。

 航先生に代わって僕がマウンドに上がります。
 子どもたちから「校長ボール投げて!」とリクエストが入ります。そう簡単に ”魔球” を投げる訳にはいきません。1打席で1球だけです。未だにヒットは打たれていません。”校長ボール” とは、ただの山なりボールですが、子どもたちは打ちたくて躍起になっています。その夢中になっている姿が、実に子どもらしくていいのです。野球をしに学校へ来ているのか?と思うほどです。(笑)
 休み時間の野球とはいえ、本気は大事です。