線路は続くよ -鉄道クラブ-

2020年11月13日

 子どもたちの楽しみの一つがクラブの時間です。
 クラブの中には子どもからの希望で新設されるクラブもあります。
 まさに鉄道クラブは、鉄道好きの子に頼まれ3年前に立ち上がりました。スタート時のクラブ員は5人だけでしたが、年々増えて今年度は12人になりました。
 活動内容は鉄道の最新情報を共有したり、Nゲージを走られたりすることです。各々が好きな列車を走らせているので、新幹線とロマンスカーと京浜急行が混在するなど、実際にはあり得ない路線を楽しめるのもNゲージならではです。


 今日はクラブ長のMくんから、京浜急行大師線のエンブレムの公募にクラブとしてチャレンジすることが報告されました。一人ひとりが描いた作品の良い所を集めて応募します。もしかしたら、来年の正月に湘南学園小学校鉄道クラブが考えたエンブレムを付けた京浜急行が走るかも知れません。
 好みの列車もそれぞれで、クラブ長のMくんは新幹線をこよなく愛しています。僕が修学旅行の最終日に新横浜駅の改札で迎えときは、開口一番「700S見たよ!」でした。これは、京浜急行好きのOくんも言ってました。(笑)唯一の女の子部員のIさんは北海道路線のファンです。


 北海道路線といえば、夏休みに断捨離したら、僕が19歳のときに北海道を旅したときの「道内時刻表」が出てきました。乗った路線と時間がペンでチェックされていました。青函連絡船に乗船したこと、今は無き駅に降り立ったことなど19歳の自分を辿ることができました。二度と乗れない路線があるのは寂しいことですが、昔の旅をなぞる作業は、とても懐かしく楽しいものでした。

 鉄道クラブの中には、将来は電車の運転手になりたいと言っている子がいます。
 教え子が運転する列車に乗ることができたら、それはそれは幸せです。