海は広いな大きいな 其の弐 -3年生海の学校-

2020年10月29日

 3年生「海の学校」の二日目。
 朝から荷物整理と部屋の片付けでドタバタ。
 これも6年生まで続く宿泊学習の練習です。


 空は少し曇り模様。
 子どもたちはウォーターシューズに履き替えやる気満々。
 そこへやまだようじさん再び登場です。
 今日の「わくわく生き物不思議教室」は、”生き物を捕まえてミニ水族館を作ろう!” です。
 やまださんから危険な生き物のレクチャーを受け、海へレッツゴー!子どもたちが磯にちりぢりになりました。
 しばらくすると、「カニがいた!」、「魚ゲット!」の歓びの声が聞こえてきました。タイドプールにガサガサと網を突っ込む子、じっと覗き込んで生きものが動くのを待つ子などなど、捕まえるスタイルはそれぞれです。


 太陽が顔を出すのと同時に、ミニ水族館が出来上がりました。
 小さな水槽の中に捕まえた生きものを種別ごとに分けて並べると、本物の水族館以上に魅力的な展示ができました。
 自分たちの水族館の後ろには、今さっき捕まえた生きものたちが暮らしていた海が広がっています。
 何とも贅沢です。
 やまださんは海の生きものを一つひとつ楽しく説明してくれました。ヒトデを見せながらの足の再生の話に食いつく子どもたち、アメフラシが吐き出す紫の液体に恐れおののく子どもたち。(笑)いつの間にか、やまださんの周りを子どもたちが囲んでいました。
 我々教員の力だけではなく、たくさんの人の力を借りることで、子どもたちの学びが豊かになるのです。
 「海は広いな大きいな。」
 海から学んだ本物体験の二日間でした。