5年 雪の学校

2022年1月19日

「雪の学校」は、新潟県十日町で3泊4日の雪国体験をします。東京駅に集合後、上越新幹線に乗車し越後湯沢駅に向かいます。


【1日目】
宿舎となる「雲海」は、芝峠に位置する温泉宿です。天気が良ければ、窓から雲海を見ることができます。雲海の方々からお話をいただいたあと、部屋に入って、身支度を整えます。この後は、待ちに待った雪遊びです。雪遊びの場所は雲海から徒歩でわずかの場所です。雲海や雪だるま財団の方々が、私たちのために素晴らしい遊び場を作ってくださいました。
雪遊びがはじまると、みんな大興奮!様々な遊びに挑戦していきます。チューブ滑りやそり遊び、雪合戦、かまくらづくりなど思い思いに遊び尽くします。
雪遊びを終えると、夕食と入浴の時間です。入浴後は各自の部屋でゆったりと過ごしながら明日の準備をします。


【2日目】
2チームに分かれて、「スノーシュートレッキング体験」「米袋作り」「友禅染」をします。
「スノーシュートレッキング体験」は十日町市立里山科学館・森の学校キョロロで行ないます。スノーシューは昔でいう「かんじき」のことで、雪の上を楽に歩くための道具です。多くの子どもたちが初挑戦しました。


「米袋作り」は自分が作ったオリジナルの米袋に美味しいお米を詰めて持ち帰ります。
「友禅染」は、ふるさと会館で着物と同じ布に染色しました。食事の後には、宿舎でお土産を買い、クラスでミーティングをしました。


【3日目】
今日は、「雪上ゲーム」と「昔遊び」をグループに分かれて行います
雪上ゲームは、「スノーフラッグ」、「宝探し」、「雪積み」の3種目です。チームに分かれて戦います。シンプルな遊びですが、すごく盛り上がりました。


昔遊びでは、お手玉を使っての「石けり」や「宝引き」、「坊主めくり」と様々な遊びに挑戦しました。雪に閉ざされる冬の時期は、このような遊びを通して家の中で楽しく過ごしているそうです。


夕食後、スノーキャンドル見学をしました。雪景色の中、キャンドルに火がともり、とても幻想的で素晴らしかったです。入浴後は、就寝準備だけでなく、最終日に向けて、荷物の整理もしました。


【最終日】
朝食を終えると、大きな荷物を残してバスに乗り込みます。今回の「雪の学校」でお世話になった『雲海』を後にして、『まつだいふるさと会館』へと向かいます。
「まつだいふるさと会館」では、キョロロの元館長の村山さんから松之山・松代の自然環境や雪国での暮らしについて伺いました。『まつだい郷土資料館』では、実際に築140年ほどの欅造りの民家を見学しました。『ふるさと会館』にもどり昼食をとると、いよいよ4日間過ごした松代を離れます。


「ほくほく線」に乗車して帰ります。まつだい駅では、雲海と雪だるま財団の方々の見送りをうけて出発です。みんなを乗せた湘南学園小学校専用の団体列車が定刻でまつだい駅を出発しました。電車の車両は長いトンネル区間では天井に映像を投影します。


越後湯沢駅では、新幹線に乗るまでの小一時間ほどを利用して、おみやげを購入する時間を持ちました。お小遣いの金額内でお土産を買おうと、駅構内のショッピングモールを色いろと探し回ります。お土産購入を終えると、いよいよ新幹線に乗車です。家族と離れて過ごした4日間。湘南とは全く違う環境で思いっきり雪遊びを楽しみ、雪の中の自然に触れ、実り多い日々を過ごすことができました。