6年生 修学旅行 vol.8最終号 (2014年度)

2014年6月17日

 三日目の夜は、宿舎で友禅染体験をしました。短い時間でしたが、職人さんから簡単に教わり専用の染料で色を塗りました。着物の模様を描くための染料ですので、鮮やかに発色します。子どもたちは慎重に、丁寧に、塗りつけていました。色鮮やかに塗り終わると、どの子も満足げでした。

 四日目は、二条城と三十三間堂を見学しました。二条城は、鴬張りの廊下を歩き、「あ、音が鳴ってる!」と子どもたちは驚いた様子でした。襖絵や欄間を見ながら、「トラを見たことがないので、想像して描いたんだよね」「迫力のある松だ!あの鳥は何かな?」と感想を漏らしていました。また、部屋の役割によって、襖絵の内容が変わることや、偉い人が一段高いところに座るようになっていることなどの説明を聞くと「なるほど」とメモを取っていました。

 修学旅行最後の見学地である三十三間堂では、千体の千手観音像をみました。125メートルにもわたる建物の中に、所狭しと並べられている仏像に、子どもたちは感動した様子でした。千体の中には、自分や友達に似ている像があるという話があり、子どもたちは興味深そうに見ていました。入ってすぐの二体目がある子に似ているという話になり、教師が見たところ確かに似ている像だったので、驚くということもありました。中央にある仏像や四天王像を前にして、何人かの子は想いを膨らませている様子もありました。

 以上で、2014年度の修学旅行の記事はおわりです。これから子どもたちが四日間のことを「修学旅行記」にまとめます。また広報委員はホームページ用の記事を用意しています。お楽しみに!!