自分の「得意」を探そう!~マルチプル・インテリジェンスの授業~

2025年9月4日

9月3日(水)、4年生が係決めを前に、自分の強みを見つけるための授業「マルチプル・インテリジェンス」を行いました。

授業の冒頭、子どもたちに谷川俊太郎、アインシュタイン、大谷翔平といった8人の偉人の中から「誰が一番頭が良いと思うか」を尋ねました。最も多かったのはアインシュタインで、「算数が得意だから」という理由が挙げられました。

しかし、「頭のよさ」は算数だけではありません。授業では、「言語的知能」「論理・数学的知能」「身体・運動的知能」 など、8つの異なる知能があることを学びました。子どもたちは、これらの知能の領域を理解しながら、自分の能力や才能について考えを深めました。

自分を知る、友だちに知ってもらう
次に、自分の強みを見つけるためのアンケートに答えました。さらに、何人かの友だちにも自分のことを客観的に見てもらい、同じアンケートに答えてもらいました。

すると、自分では得意だと思っていたことが友だちにはそう見えていなかったり、逆に、自分では苦手だと思っていたことが友だちには得意に見えていたりする発見がありました。自分自身を再認識するとても良い機会となりました。

教育学者のペーターセンが「最も重要なのは、異なる才能を持っている子どもたちを一緒の場に居させること」と言っているように、湘南学園では、子どもたち一人ひとりの得意なことや苦手なことを理解し、学びやすい方法を考えたり、さらに力を伸ばせるような環境づくりを心がけたりしていきます。今回の授業で発見した自分の強みを活かして、これからの係決めも進めていきたいと思います。