煙小屋体験(1・4年)

2015年11月9日

本校では、万が一のために備えて「防災」「安全」についての理解を深めるため様々な取り組みを行っております。

本日は、藤沢消防署のご協力のもと、1年生と4年生が「煙小屋体験」を行いました。この「煙小屋体験」は、災害時に煙が発生したときにどのような状況になるかを体験し、どのような対応をすればよいかを理解することで、万が一災害にあってしまった際に対応できるようにすることが目的となります。本校では在学中の6年間で2度この体験をします。
 
今回は1年生と4年生が体験。1年生は初めて、4年生は2度目の体験となりました。

 


火事の時にもっとも恐いのは、“火”より“煙”だそうです。
煙を吸い込みすぎてしまい、体が動かなくなって逃げ遅れてしまうケースも多いのです。

「煙を吸わないためには低い姿勢になりましょう」
煙は高いところよりも低いところの方が少ないため、避難する際には身をかがめて動くことが肝心です。
 
「煙を吸い込まないように口と鼻をハンカチ等で覆いましょう」
油断すると煙はすぐに体内に入ってきます。あわてず冷静に口と鼻を覆うことも大切です。
 
消防署の方から説明を聴いた後、一人ひとり小屋へ入っていきました。


1年生は初めての体験ということで、

「こわい~」
「どういう風にしたらいいの?」
「一人で行かないとダメ?」

と、見るからに不安な様子いっぱいでしたが、しっかり口と鼻をハンカチで押さえ、身をかがめて小屋に入っていく姿には感心しました。中には“ほふく前進”で移動する子もいましたよ!

 


小屋の中はほぼ真っ白で、出口の光がわずかに見えるのが救いといった状態です。
 
 
小屋から出てきたときに「こわかったー」と言って出てくる子が多かったのが印象的でした。

この体験を通して煙の恐ろしさを実感して、本当に災害にあった際にすばやく適切な行動ができることを期待しています。


本校では安全意識を高めるために様々な取り組みを実施しています。
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