一年間の児童会を締めくくる児童会総会が行われました。専門委員会でこの一年間の活動をふりかえる大切な会です。

この総会に向けて、それぞれ話し合いを深めてきました。例えば、図書委員会。最後の委員会活動では、担当の教員よりPDCAサイクルについて話をしました。「計画、実行、評価、改善の手順をくりかえすことによって、質を高めるができる。委員会活動は、５、６年生が担当するが、その２年間を通じて、学校をよりよくしていこうと力を発揮することを期待している。今年度取り組んだことをしっかりと評価し改善案を考えて、来年に引き継いでいこう」といった内容を話しました。卒業間近の６年生をはじめ、１年間を通して活動した５年生も真剣に話を聞くので、成長を感じました。それから、４月に立てた活動の目標や計画がどれくらい達成できたのか、話し合いました。七夕コンサートなど、がんばれたこともあれば、うまくいかなかったこともあります。子どもたちはそれを受け止めながら、よく考えていました。

そして、今回の児童会総会。図書委員会をはじめ、それぞれの委員会で話し合われたことが各委員長より発表されました。１年間委員会をリードしてきた委員長たちの発表は、とても立派なものでした。６年生は、この３月で卒業しますが、後輩達によいものを残すことができました。そして、この総会には４年生も参加します。すぐに５年生となって、役割を担うようになる４年生も、上級生としての自覚をすこし感じることができたようです。

総会が終わって片付けも終わって、ずっと児童会を背負ってきた執行委員長をはじめとする委員長が集まりました。このメンバーは、一年間を通して代表委員会の集まりをもってきました。その数１５回。リーダーシップ体験を通じて、一回り成長した子どもたち。担当教員の最後の言葉を聞き終えると、とても誇らしい表情を浮かべていました。